江戸のベンチャービジネス

 江戸時代って、実はベンチャービジネス花盛りの時代みたいですよ。江戸へのタイムトラベラー杉浦日向子(ひなこ)さんからの時空レポートです。
 江戸にあった蕎麦や、鮨やなど、今でいうファーストフード店(屋台も含む)はいろんな種類があって、今東京にあるコンビニよりはるかに多かったらしいです。

 勤める先などない江戸の町民は、あれこれ考え工夫して、なんでも商売にしてしまったようです。極端にいうと「みんな自営の町」だったんですね。

 江戸に行きっぱなしとなった杉浦日向子レポーターによれば、こんな商売もあったようです。

 今日ご紹介するのは「水上銭湯」です。おもしろいですね!

 驚くのはこんなユニークな風呂なのに、料金は普通の銭湯の半分なんですって。現代版「浮世風呂」として商売になりそうですよね。水上だから心配というヒトに「大丈夫です。浮きますから」と言って。

 探すと江戸時代はベンチャービジネスがいっぱいの世界のようです。

 考えなくちゃいけないのは、この時代、電気はなかったということです。ヒトは電気がなくても暮らせるということです。

 電気が足りないとか安い高いとか、なにをビクビクしているんでしょうね、われわれは。江戸時代のご先祖の血を引いてるくせにね〜。もっと工夫しましょうよ、自分頭で。

 ご興味ある方はこちらをどうぞ。

江戸アルキ帖 (新潮文庫)

江戸アルキ帖 (新潮文庫)

参考
 江戸へのタイムトラベラー
 杉浦日向子の「ケータイ観」
 夏祭り、浴衣、江戸の町