震災ガレキと「千年希望の丘」

 私たちに対立を生じさせている震災ガレキの受け入れ問題。しかし「聡明な知恵」は「不毛な対立」を解消します。昨日、「千年希望の丘」を見てきました。
 横浜国大の名誉教授宮脇昭さんが提唱してきた「瓦礫は地球に返し、防潮堤に」の実証実験が宮城県岩沼市ではじまったのです!

  →ガレキの処分法はひとつだけ?

 とても嬉しいことです!


(5月26日の植樹の様子)

 この「聡明な知恵」の実現には、あるお坊さんの努力があったことを昨日の新聞で知りました。

 
 

  →自然と共生する「森の防潮堤」.txt 直

 もう一つ嬉しいのは、宮城県議会議員全員がこのプロジェクトに賛成してくれているということです。

 実際にどのような実証実験がなされたのか、とても興味がありましたので、さっそく車で現地へ行ってみました。
 

 
 場所は仙台空港のすぐ近くにあります。

 炎天下、車を飛ばしてあちこち探し回り、やっと見つけました!

 もっと海岸に近いところで、もっと大きいものかと思っていたら、さにあらず!

 海岸から二三百メートル奥にある公園の中に、それはありました。

 看板の後ろにある、前方後円墳みたいな小山がその「千年希望の丘」です。

 今はこれくらいのものでも、うまくいけば全長8キロも広葉樹が生い茂る、希望にあふれた「万里の長城?」ができるんだ!

 と、思うと何か心が癒されます。。。

 「千年希望の丘」という名称がストン!と心に落ちます。

 岩沼市は原発にも反対しています。

 「希望の丘に託す未来」と「原発に託す未来」は決して相容れないものだからでしょう。

 私の会社でも、このプロジェクトにささやかな協力をさせてもらうことにしました。
 →http://www.city.iwanuma.miyagi.jp/kakuka/040700/documents/ouennkihu.pdf