茨木のり子「娘たち」

 女性のおしゃれや踊りのほうがずっと人間的ですね。強いものにあこがれて破滅的なあれこれに向かう男たちより。
 日本の社会では、強そうなものにあこがれる傾向が色濃くなってきました。。。

 たくましき「女子力」で、「みせかけの強さ」を渇望する男たちの安易な「いくさへの接近」を阻んでほしいものだと願う昨今です。

 まもなくOpen予定の「あったかギャラリー」のサイトに、ある女性アーティストからこんなメッセージが届いていました。

中嶋さん(館長)お久しぶりです。あったかギャラリー見せて頂きました。今一番必要なことですよね。科学や政治や経済ではもう世界を救えません。人が生まれたままの気持ち、意識を思い出し、在り方を変えたら世界は変わります。もしお役に立てる作品がありましたら、どうぞ掲載して下さい。

 茨木のり子さんのこの詩は、いにしえより変わらぬ「女性の生命賛歌」だと思います。

参考(茨木のり子さんの詩やお話を引用してあるブログです)
 茨木のり子「聴く力」
 茨木のり子「私のカメラ」
 茨木のり子「落ちこぼれ」
 茨木のり子さんが好きな詩
 茨木のり子「木は旅が好き」
 お休みどころ
 みんな子供の頃があったんだよな〜
 大きい制服の新入生へ
 茨木のり子「球を蹴る人」
 茨木のり子「行方不明の時間」
 茨木のり子「友人」
 店の名
 久しぶりに茨木のり子さん
 人生の季節
 倚りかからず
 ロートル・ネット・シンドローム
 「鍵」を探し続ける日々
 年々かたくなる、からだと心
 ふと心をうたれた詩