スモールハウスを最初から自作するのはハードルが高そうです。安くてかっこいいミニログハウスの展示場を見てきました。
三日前の土曜日、北上市にミニログハウスの展示場があると聞いたので見てきました。
高速を飛ばし一時間くらいで見つけました。
『Big Box』という会社の代理店なんですが、大きいのも小さいのもありました。
その中で、これがまさに「スモールハウス」のモデルです。
けっこうカッコいい!
バルコニーも雰囲気いいですね。
広さは中が六畳、それに三畳のロフトがついています。
ロフトは狭く見えますが、どうしてどうして、大人二人十分寝ることができます。
家具を工夫し、収納棚もしっかり考えて造りつけにすれば一人には高級で十分すぎるくらいです。
トイレや流しもこの中に納めることはできそうですが、外に別にした方がいいかもしれません。
これで価格は、小さな太陽光発電ユニット付で約130万円くらい。
実際は、運搬費に10万、基礎工事に20万、塗料代に3万、断熱材に2万、それと建築確認に5万?くらいかかります。(給排水は山小屋方式、スタンドアロンというか自己完結型で考えています。これが難しいが愉しそうです)
ですからセルフビルドするにしても、お手伝いさんの労賃を含めて、だいたい200万くらいといったところでしょうか?
すべてこの業者さんにお任せすると、270万くらいになるようです。
ま〜車一台分でマイホーム?マイ・セカンドホーム?が手に入る思えば、手頃な価格ではあります。
この建物はログ厚が75ミリなんですが、50ミリだと在庫一掃セールで85万で売っていました。
ところが、建築確認にとおるためには75ミリじゃないとだめらしいです。
他にはこんなミニログハウスもありました。
これは100万しないので、共有の食堂とか作業室として併設すると便利そうです。
下はトイレとか物置にいいかも。数十万円です。
展示建物の中には精巧な模型もありました。
日本にはこの会社だけでなく、たくさんのミニログハウスのメーカーがあるようです。こんな本がとても参考になりますよ。
各メーカーの製品が価格付でのっています。
それと、バイブル的な本と言えばやはりこれですね。
「スモールハウス哲学」「スモールハウス・ウェイ」とでもいいましょうか。深くて愉しいです。。。
この本の中から、少しだけ文章をピックアップ。
アメリカで「スモールハウス」を実践している方々の言葉です。
いらないものをはぎ取っていくことから始めるんだよ。そうすれば、自分が物より優位な立場にあることがはっきりしてくる。
大きすぎる家屋は、家というよりは、債務者の監獄だよ。
窓が20枚必要なら、安いのを選ばなきゃならない。でも、4枚だったら、一番気に入ったものを買うことができるよね。
すごくかわいいと思ったの。こういう美的センスのあるものを探してたのよ。
死の床についたとき、くだらないものを買いに行こうとは思わないでしょう?
なにしろ、家賃やローンはもう一生かからないし、野菜をたくさん作ってるから、食費だってかからない。つまり生活費なんてほとんどいらないんだ。
最も贅沢な暮らしというのは、自分が本当に好きなものとともに暮らすこと。
(スモールハウス)
「小さな家」の大きな夢
素敵なスモールハウス