バケツのお風呂

 小学生になってからはじめてかな?小一の孫と三歳の孫娘が久しぶりに我が家に泊まっていきました。
 孫たちのお風呂嫌いにはまいってしまいます。。。

 お風呂嫌いというのは遺伝するのでしょうか?

 今では大の温泉好きの私ですが、小さい頃はお風呂をとても嫌がったらしいんです。

 お盆に皆で行った温泉旅館で姉が話していました。

 けっこう幼年時代の記憶があるほうと思っていた私ですが、姉に言われるまで全く覚えていませんでした。

 娘の方も私とおんなじで、小さい頃はとてもお風呂嫌いでした。

 やはりお盆のその日、いとこから言われていました。

 親の因果が子に報い、そのまた因果が孫に来て、はたしていつまで続くやら。。。

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 ということで、我が家に孫が泊まるときはお風呂が大変です。

 お風呂の時間が近づくと、特に三歳の孫娘はぐずりはじめます。

 それでも寝ているとき以外は全力疾走で汗まみれの孫たち、なんとか入浴させねばなりません。

 そしてついに秘密兵器が登場し、あの風呂嫌い二兄弟がニコニコ二兄弟に変身したのでした!

 その秘密兵器とは?

 (使っていないゴミ用の)「大型ポリバケツ」でした。

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 三歳のなおちゃんがもう喜んで入りました!

 ばあさまは「川へ水くみに」ではなくて「風呂へお湯くみに」です。

 ときどきお湯を補充します。

 それを見ていた小学校一年生のユウキくんがおおはしゃぎ!

 「わ〜〜!ゴミバケツだ、ゴミバケツだ!!」

 ばあさまが大きな声で反論です。

 「これ、ゴミバケツじゃないからね!何も使ったことないバケツだからね!」

 ユウキクンも(使っていないらしい?)ゴミバケツに入りたいと言い出しました。
 

 こんな小さいお風呂のほうが子供にはご機嫌らしいです。

 ユウキクンはお地蔵様のまねっこしてるんだそうです。(なんかイチローみたいだな?)

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 茶の間で入浴ですから、後始末も大変です。

 使ったタオルや新聞紙の山。。。

 次の日、台風の大雨でした。

 近くのコインランドリーに行って乾燥機に入れて乾かしましたよ。。。

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 どうしてお風呂がいやなのか探ってみると、ひとつは髪を洗ったときに石けんが目に入ったことがあるため。
 
 他には、湯温が高すぎたことがあるため、水の中で溺れそうに感じたことがあるため、でしょうか。

 そんなことが一回でもあると忘れないんでしょうね〜

 とはいっても、成長とともにお風呂もだんだん好きになっていきます。

 日本人の民族遺伝子が徐々に目覚めてくるのかもしれませんね。

 兄のユウキクンは、家のお風呂は嫌いですが、温泉の大きいお風呂は大好きになりました。

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 そういえば私もそうだったな〜と思い出しました。

 小さかった頃、風呂場で私が入っていたのは「洗濯桶」でしたよ。

 とてもやせっ子でしたから、胸がそのまま洗濯板にできたかも。。。

 あ〜〜そんな冗談も当時言われた気がするな〜