小学校に入って少し知恵のつき始めた孫が会うたびに質問します。「じいちゃん、人間の次は何の時代になるの?」って。u〜〜〜m。。。
子供って実に興味深い「生き物」です。
「子供」という生き物と「大人」という生き物は別みたいに思うときがあります。
けっして大人になる前の一段階という存在ではないように思えます。
そんな小学校一年生の孫が、最近(といっても月に数回)私に会うたびに必ず聞くんです。
「じいちゃん、人間の次は何の時代になるの?」
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これには思い当たる理由があります。
ひとつは、私がよく本とかで地球ができてから恐竜の時代があって、人間の時代に変わっていたことなどを説明して上げたこと。
ふたつめは、孫がとっても「生き物」好きなこと。
孫は、金魚、ザリガニ、カブトムシ、アリンコ(生態観察キット)を飼っているし、我が家に来ればすぐダンゴムシ探しを始めます。
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私がどう答えるかというと、
「う〜〜ん、たぶん昆虫の世界になるんじゃないかな〜」
ある年下の友人にこの話をしたら、やはり小さい頃から生き物好きだった彼はこう言いました。
「今が人間の世界だと思っているのがおかしいんですよ。昆虫のほうが種類も数もずっと多いんですから」
あ〜、そのとおり、人間属の一人であるこの私も奢って勘違いしていたな〜と。
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それではどれくらい昆虫が多いのかと問われると即答できませんでした。
そこで本棚を眺めてみれば。。。
身近にいい本があったじゃないですか!
これは子供にも大人にもとてもわかりやすい絵本です。
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さて、孫の質問に対する参考資料はといえば?
さらに、(実はちっぽけな)私たちの奢りを少し払ってくれそうな絵も。
私たちが圧倒される大自然だって、実はタマネギの皮より薄いヒマラヤの高さ、日本海溝の深さなんですね。
今にも宇宙を征服しそうな思い上がりにのぼせているわれわれですが、宇宙ステーションなんていうのは、地球が一メートルの球だとしたらほんの数センチ上に浮かんでいるだけなんですよ。
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放射能で人類は滅びるかもしれません。
3.11までは、「まさかそんな!」と思っていましたし、だからSF映画もSF小説も楽しく味わえました。
でも今は孫の質問にヒヤリと感じてしまいます。