かつて読んだ「クリティカル・シンキング」の本に、この三ステップが解説されていました。私はこの三ステップの中にもう一つステップを足して四ステップにしました。そのステップとは「「致命的?」です。
ですから、実は「プラス・マイナス・致命的?・インプレッション」と書くのが適しているのです。
「致命的?」のステップではどんな判断をするのでしょうか?
それは「メリットがいくら大きくても致命的なリスクがあるものはだめ!」ということです。
「致命的?」は、人によってとらえ方が異なるものでしょう。
「会社の倒産」や「経済の停滞」を致命的と思う人も多いと思います。
しかし、私がもっと大事と思う「致命的?」とは生命や自然環境に関するそれです。
お金や物は失うことの痛手は大きくても回復は可能です。
「いのち」は回復不可能です。
同様に回復不可能な「自然・環境」破壊もあります。
私たちは皆「地球上に暮らす生き物」です。
ですから、どんな仕事でも「会社」「社会」だけでなく「人間」「自然」と必ず関わっているはずです。
私たちはこの地球で仕事を持続可能にし続けるために、「会社」「社会」「人間(いのち)」「自然」すべての観点で「致命的?」と問うことは当然のことです。
その問いを発するためには「知性(教養)を磨くこと」「野生を取り戻すこと」の二つが必要と思います。
特に年・役・立場・性能が上の人ほど大事なことです。
しかしカルト的経済効率教に染まった私たちには「言うは易(やす)し行うは難(かた)し」。。。
解決策は「自然に親しみ、良書を深く読む」ということかな〜と私は思っています。
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このシリーズは脚本:私ノボ村長、絵:同級生ゴリランジェロ氏のコンビで作成しております。
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