読みたい本、読むべき本

 「タテマエよりホンネだ!」という反知性主義の開き直りパワーがいたる所で噴出中です。世界は「猿の惑星」に近づいていくのでしょうか?
 世界が変化しているとき、その理由を為政者に求めがちですが、実は私たち圧倒的多数の変化こそがその理由でしょう。

 田辺聖子さんは、かつてこう語りました。

 「本を読まへん大人が増えた。だから子供のような国になってしもた」と。

 今ならこう言い換えてもいいのでは、と私は思います。

 「ネットしか眺めん大人が増えた。だから子供のような国になってしもた」と。

 だって、ネット端末では書籍の数ページ分くらいしか読めませんよ。目がしんどくて。

 ネットの超短縮B、C級情報に踊らされている私たち、今こそ、読むべき本は何か?と自問することが大切ではないでしょうか。

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 このシリーズは脚本:私ノボ村長、絵:同級生ゴリランジェロ氏のコンビで作成しております。





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