花咲くことより根を肥やせ

 この漫画を見ながら感慨にふけりました。湯布院温泉に二人連れで行ったのは(女房とですが)、数えてみればもう18年も前になるんだな〜、とびっくりしています。でも今に至るまでこの温泉地よりインパクトをを受けたところはありません。本当の「おもてなし精神」や仕事の本質を教えられた気がします。
 漫画の校正で画家ゴリランジェロ氏にこんなメールをしました。

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 あ、そうそう、最後のコマは「夢想庵」の空海の湯だね。

 ここはとても広い露天風呂だった。

 夢想庵の近くに若い女性一人でやってるユニークな喫茶店があった。

 そこは床が土のままで、女主人は裸足。しかもその土間にはグランドピアノが置いてある。

 コーヒーを飲んでる間、そのお姉さんが曲を弾いてくれる。

 話を聞けば、数年前ここから見える由布岳に(本当に)恋をし、この地に住むことにしたのだそうだ。

 幼い息子がアトピーなので土間、土の壁にしたそうだ。(二階が自宅)

 由布岳を見ながら、うっとりとしてこの話をするお姉さんほど優しさに満ちあふれた顔は見たことがない。

 われわれ夫婦で行ったのは1999年だったが、この店、この女性は今はどうしているのかな〜。

 四コマ目を見ながらそんな思い出にひたりました。
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 このシリーズは脚本:私ノボ村長、絵:同級生ゴリランジェロ氏のコンビで作成しております。





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