今日は92歳の父を病院に連れて行く日でした。帰りはいつも気分転換のドライブを兼ねて、少し離れたところにある蕎麦屋に連れて行きます。今日は大衡村にあるそば屋で食べましたが、山菜天ぷらを頼む人の多いこと!
父も車を運転していた4年前までは、鹿島台のいこいの森へ散歩に行ったついでによくワラビなどを毎日のようにとってきたものです。
実は「あ〜〜、またか。。。」というのが、その頃の私の偽らざる心境でした。
いっぱい採ってきても食べきれないし、アク抜きも面倒くさい。
今はそんな山菜採りもできなくなり、山菜が食卓に上がることはなくなりました。
逆になんとなく寂しい感じがしています。
人の付き合いも山菜みたいなところがあります。
互いにアクが強くて辟易しあうことはしばしばですが、いなくなればきっと寂しいはずです。
植物のアクも人間のアクも、見方を変えれば野生のたくましさそのもの。
アクの強い人との付き合いは、山菜と同じように料理(付き合い方)次第でとても味わい深いものになることでしょう。
隣の席に運ばれてくる山盛りの美味しそうな山菜天ぷらを見ながら、そんなことを考えました。
(あっ!、もしかしてオレが一番アク強いとか?)
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このシリーズは脚本:私ノボ村長、絵:同級生ゴリランジェロ氏のコンビで作成しております。
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