股関節痛ジジイの「年寄りの冷や水」登山の続きです。今日はターゲットを(低山に)変え、ついに登頂を果たしました!登ったのは宮城県加美町にある標高553メートルの薬莱山(やくらいさん)です。
約一週間ぶりの登山でした。
昨日今日と天気予報が外れて快晴となりました。
梅雨の貴重な晴れ間を逃したくないと思い、仕事を早々に済ませ、宮城県の「小北海道」とでもいうべき薬莱高原に車を走らせました。
(九州地方は豪雨で大変な災害に遭われており、こんなときに呑気に山登りとは本当に申し訳ない気持ちもあります。。。)
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薬莱山は標高は533メートルと低いですが、見た目がとても良い山で「加美富士」とも呼ばれています。
たしか下の娘が小一くらい(昭和64年?)の頃一緒に登ったのが最後ですから、約28年ぶりの登山ということになります。
表コースは7百数十段の階段があるらしいので、あまり人の登らない北コースから登ることにしました。
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20分登ったところに標識があり、眺めも少しあるので5〜6分休憩です。
その後歩きを25分、上の方から、何やらかしましい声が聞こえてきます。
もしかして小学生の遠足とか?
と、思ったとたんに頂上みたいです。所要時間45分でした。
おばちゃん(ばあちゃん)たち4人が車座になり食べ物を広げて「あはは、オホホ」とよく笑い、よく食べています。
私が、「頂上はこの石碑ですかね?」と聞いたら「たぶんそうじゃないかな〜」とかあっぺとっぺのお答えばかり。。。
休憩している間、聞くとはなしに私の耳に入ってくるのは、案の定「食い物」のお話しばかり。
親がよくガンズキを弁当箱でつくったくれた話、それをつくるときミョウガを下に敷いたという話、胃腸が悪い親が麦(だけ)ご飯を食べていたが、かまどに昔の圧力鍋(ネジ止めらしい)で炊いていた話とか。。。
お話しを聞いているだけで、たぶん私より5〜6年は上の方々らしいな〜と推測できました。
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今日はポカリスエット1本だけで昼食は持ってきませんでしたので、頂上に10分ほどいて下山開始。
このおばちゃんたちも私と同じ道を下るらしい。
(おばちゃんたちには追いつかれたくないものだ)と変な競争意識がわき、休まず下り続けました。
ところが、もう5〜6分で登山口というあたりで例のかしましい声が。。。
あわてて下り、なんとかタッチの差で先に戻ることができました。
下りは約40分でした。
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下りてきたおばちゃんたちに年齢などを聞いたら、
「私たちのパーティーは「古希の会」という名前なんです」とのこと。
たぶん70〜76歳までこの名前でOKなんだろうな〜なんて、変に感心してしまいました。
あっぺとっぺのおばちゃんが一人?いて、私にこう言います。
「気をつけて登ってくださいね〜」
(さっき会ったばっかしじゃね〜かよ〜。。。おばちゃんたちはきっと長生きするよ)
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→背広姿でプチ登山
→背広姿でプチ登山2
→背広姿でプチ登山3
→背広姿でプチ登山4(頂上間近)