「中品」くらいが丁度いい

 「言葉は世につれ」なんでしょうか?しかしその変わり目にいる旧世代人種はかなりの違和感を覚えます。今の社会で「中流」が消えつつあるように、今の言葉も「馬鹿丁寧」と「野卑下品」の二極化が著しい感じがします。
 レストランでこんな応対されるのも、それを何とも思わなくなるのも、まもなくではないでしょうか。。。

 「いらっしゃいませコンニチワ!弊店ではご家族皆様で肉汁したたるヤバすぎるジューシーなお肉をガッツリ心ゆくまで召し上がれますよ!」

 それに「ら抜き言葉」も、けっこうな大人でさえ当たり前に使うようになってきました。

 「言葉の時代変化にそんなにメクジラ立てなくてもいいじゃない」という人も多いのですが、日本語文法の活用形が狂ってしまってもよいもんでしょうかね〜?

 それでもまだテレビの字幕では「ら抜き」が修正されて表示されるのが私にとっては救いです。

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 そういえば昔、鶴田浩二のこんな歌がありました。

 今のご時世にもそのまま合いそうです。

 「古い奴だとお思いでしょうが、古い奴こそ新しいものを欲しがるもんでございます。 どこに新しいものがございましょう。 生まれた土地は荒れ放題、今の世の中、 右も左も真っ暗闇じゃござんせんか。」 歌:鶴田浩二. 作詞:藤田まさと. 作曲:吉田正 1970年

 調べてみたら1970年のヒット曲! 私が17歳の時の歌だったんですね〜!!

 そんな前とは思っていなかった。。。という私のほうこそ老害なのかも知れないな〜。(と日々あきらめの境地に)
 
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 このシリーズは脚本:私ノボ村長、絵:同級生ゴリランジェロ氏のコンビで作成しております。





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