とても寒い日が続いています。わが過去ブログをめくっていたら、この季節ならではの雪国のじっちゃん、ばっちゃんの「ほんと!いい顔」と再会しました!
・・・・・・・・
ノボ・アーカイブス
FB友の中矢澄子さん写真集「家族」を拝見しました。田舎のじいちゃん、ばあちゃんたちの「いい顔」にシビレました!
自然の風景のような顔、顔、顔・・・
なにか忘れていた懐かしさがよみがえってくるようです。
遺骨を手に持つ二人の悲しみに沈んだささやき声さえ聞こえてくるようです。
おだやかな風景が彼らをそっと癒やしてくれているような気がします。
あるがままの自然に逆らうことなく淡々と生きる村の生活。
たとえ豪雪の中にあっても。
雪がもたらす一瞬のきらめく造形。
ヘビも猿も自然の中でのんびりしています。ここに住む方々と同じように。
人も動物も自然も器具さえも、この村の平等な構成要素として互いに関係し合って存在しているようです。
ですから被写体が何であれ、同じあたたかさを感じさせてくれます。
そして納得させられます。
「田舎」こそ「人生の最高ブランド」なのだということを。
やはり手触りできる本で見るのとネットで見るのとでは気分が大きく違います。
そうそう、中矢さんに「写真集買いましたよ!ブログで紹介していいですか?」と連絡したら、次のメッセージを頂戴しました。
川嶋さん、ありがとうございます♪
大いにお願いします。
尚、写真集を希望される方がおられましたら、冬青社(http://www.tosei-sha.jp/・・・/PUBLICATIONS/j_publications.html)の方へメールでご連絡頂けます様にインフォメーションして頂けるとありがたいです。(中古品はプレミアがついて新品より高くなっていますので)
中矢さんはユニークな「あかり」アーティストでもあります。
それにしても田舎にすばらしいアーティストが住んでいて、良質なアートが育っているということはとても嬉しいことです。
「アーティストよ、大都市を去ろう、田舎で生きよう!」
な〜〜んて勝手なことを言ったりしたくなります。
だって自然は最高のアトリエじゃないですか。
(初出:2014,6,6)