今日で二週間、猫と私の消耗戦が続いています。わが家の敷地に大量の猫糞を発見したのは、台風19号による大雨被害の後、10月27日のことでした。
（現在の対猫糞兵器、猫よけセンサー超音波発生器、猫よけセンサースプリンクラー、張り巡らした釣り糸、今朝は生け垣の裏にも張り巡らしました）
それでは現在進行形の果てしなき戦いの経過をお話ししましょう。
二週間前、生け垣にしているレッドロビンの下に四カ所もやらかしていたのを偶然見つけました。さっそくホームセンターに行って猫除け粒剤を（余分に）２本買って全部まきました。強烈な臭い。。それもそのはず、成分を見れば、木酢液やら灯油やら様々な強烈な臭い成分のミックスです。
ところが、翌日の朝にはなんとそのまいた粒剤の上に堂々と爆弾糞です！驚きました。まるで私をあざ笑っているかのようです。そこでまたもホームセンターへ。今度は消石灰１０キロ買いました。不自由な股関節を酷使して全部まきました。お気に入りの場所には特に山盛りにして。
ところが（この接続詞いったい何回続くのでしょう）翌朝、堂々と清浄な白い雪のごとき消石灰の上にまたもたんまりと、、、柿でも食ったのか種までたっぷりと。神経が少し疲れてきました。
次なるわが兵器は唐辛子、たくさん刻んでまきました。結果は効果ゼロ。それではと珈琲の粉を山盛りに。翌日５センチ離れたところに堂々と。。。
え～～い！木酢液の原液をたっぷり振りかけてやれ！と２本たっぷりと物の上、土にふりかけました。その晩は父の三回忌の逮夜で松島泊まり、翌日帰ってみたら糞はありませんでした。これは成功した！と喜んだのもつかの間、翌日はまたもです。
その次は中くらいのとがった砂利を敷き詰めましたがこれもまったく効果なしでした。持久戦を覚悟した私は、米国の対テロ作戦のごとき最新兵器を用いることにしました。それは超音波猫撃退機です。１台８千円ぐらいのを２台買いました。
赤外線センサーで猫を感知し、人間には聞こえない周波数の音波を出して猫を近づけないというのです。しかも周波数が猫の動きに連動して変化するので慣れないとのことでした。市役所で貸し出しする地域もあるようなので、絶大な効果を信じつつセットしました。
またもところが。。。です。やはり１日目は効果ありました。しかしその翌日にはまたも、、、です。しかもマシンの真ん前に。絶対に私に対抗心をむき出しにしたに違いありません。
もう神経がすりきれそうです。動物愛護法というのがあって野良猫でも決して傷つけてはいけません。どのような兵器が私には残されているのだろう。。。と悩みました。トゲトゲシートも枝を置くのもあまり効果ないとネットにはありましたし、きっとそうに違いないと確信できました。
ネットの情報の中に二つ希望を感じた物がありました。ひとつは釣り糸、もう一つはセンサー付スプリンクラーです。もうこうなったら併せ技だ！とさっそくホームセンターで釣り糸を、amazonでアメリカ製の高価な（１万８千円）猫よけスプリンクラーを購入しました。
スプリンクラーが着く前にまず釣り糸を張り巡らしました。猫は目が悪く釣り糸が見えないのだそうです。その釣り糸が足など身体の一部に触れると嫌がるらしいのです。私たちが暗闇で蜘蛛の巣に触れるような感じでしょうか？糞害のある場所４，５メートルに木の枝などを利用して釣り糸をランダムに張り巡らしました。
やっと効果が出ました！三日ほど糞害がなかったのです。嬉しい！ついに２０３高地を落したかと喜びました。でも油断は禁物、届いたばかりのスプリンクラーもさっそく設置しました。調整のたびに私も濡れてしまい、戦いは敵味方とも痛むものだな～なんて一瞬シミジミの心境です。
どうやらこのスプリンクラーが対猫最終兵器らしい。ところがこの兵器には思わぬ弱点もあるのです。それは氷点下になる日は使えないということです。凍結して壊れてしまうそうです。ならば、今月中にはこの戦いを終息させねばならぬ、と私も気が焦ります。
しかし、、、、信じられないくらい猫という生き物はしつこい！糸とスプリンクラーで猫糞被害がなくなって四日目の今朝、いつものパトロールをしたら、とんでもないところにまたも猫糞を発見してしまいました！！今までの糞場所は生け垣の手前でしたが、その裏側にやらかしていたのです。そこは糸もなくスプリンクラーも死角でした。なんとしつこく知恵の回る猫でしょう。。。ここは自分の家、自分の場所だと思い込んでいるのでしょう。
今、このブログを書いていますが、少し前女房に手伝ってもらい、生け垣の反対側の他人様の畑に下りて、釣り糸を生け垣に張り巡らしました。機銃のようなスプリンクラーも向きを変えて設置し直しました。（でも、この向きだと畑の作業時に人様にかかってしまうんだよな～～～）
いったい猫との戦いはいつ終わるのでしょうか。。。気苦労と金が絶えないテロ猫との戦いが今も続いています。
こんなわけで、猫好きには申し訳ないが、私は猫はぜったいに嫌いです！！
