教える人こそ教材なり

 AI(人工知能)というものは、人間の排出したデータを爆食いしてどんどん賢くなっていきます。まるでIQ300を超えるような天才幼稚園児といったところでしょうか。

 そんな超優秀AIちゃんを、今のところまだ親気取りのわれわれ凡才人間たちは、商売に大いに利用しております。お客の嗜好(思考?)に個別に合う(ような)商品が次々とネット画面に現れたり。。。自動翻訳の精度が増していったり。。。

 しかしそんな天才AIも、考えようによっては、まだまだレベルが低いと言えるのではないでしょうか?なぜかといえば、自分の性能アップにしか興味がないからです。つまり人間でいえば「僕は、私は」の幼児のごとき一人称レベルだからです。

 人間は成長とともに「あなたのために」という二人称(I LOVE YOUが典型ですね)、さらに精神的成長が進むと「私たち(皆)のために」という三人称の考え方が強くなっていきます。AIもそんな成長を遂げないと、欲深人間の重宝な道具や危険な武器になり下がってしまうのではないかな~と思うのです。

 コロナ自粛期間中、孫娘のオンライン学習を垣間見たのですが、もしAIが先生だったらどうなるだろう?と考えさせられました。そして、もしAIが二人称、三人称に成長し、己の能力は人間(生徒)の能力向上のためにあると自覚?したら、きっと落ちこぼれはなくなると思うのです。

 AI先生が、理解度や能力や興味関心を個々に把握し、教え方を次々と工夫してくれるわけですから、人間の先生はだれもかなわないことでしょう。AI先生は、教育にす ばらしい夢を与えてくれそうです。それは職場でも同じでしょう。(仕事場も学校と同じですから)

 そうなると人間の先生は、あるいは職場の上司はどういう役割を果たすべきなのか?そのへんを今回の4コマ漫画で先生に語ってもらいました。

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 このシリーズは脚本:私ノボ村長、絵:同級生ゴリランジェロ氏のコンビで作成しております。 

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