老父の介護に追われご無沙汰していたプチ登山。久しぶりに七ツ森のちっちゃな山「松倉山」に挑みましたが、なんと登頂断念!先週の台風で倒木やら折れ枝が登山道に多すぎました。
今月初めから体調がガクッと落ちた父(92歳)、めまいや食欲不振で半病人の日々です。かろうじて高度を維持している旧式プロペラ機のごとくです。
日に何回も訪問し介護していますので山登りはあきらめ気味でしたが、午前中に行ったとき父が割と元気そうだったので思い切って再開しました。
実家から45分くらい、大和町にある七ツ森の一番はじっこの山「松倉山」に挑みました。
たった291メートルの小山と侮っていましたが、なかなか。。。
ロープが張られた急登がけっこうきつい。
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100メートル毎に頂上までの距離を書いた看板があるので励みになります。
ところが後300メートルで頂上というあたりで、倒木やら折れた大枝が道をふさぎ、地面も少し濡れてゆるいので大変です。
変形性股関節症の私には、20センチくらいの高さの倒木をまたぐのは一苦労なのです。
下りはなおさらと思い、ここで下りることにしました。
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その下り道、倒木をよけながら慎重に歩いていたのですが、いつのまにか登山道からはずれ、ヤブコギになってしまいました。
きのこ採りや山菜採りの人たちなら大丈夫なのでしょうが、登山道以外歩いたことがない私にはとても無理です。
10分くらいウロウロしていたら、幸運にも頂上までの距離看板が小さく見えました!
なんとか登山道に戻れて、実にほっとしました。
高山も山、低山も山、高さはそれぞれ違っても登山道の険しさ、危険はみな同じ。
低山も決して侮れません。
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シャツを着替えて帰路についた頃、女房から電話が。。。
老父がやっぱり具合悪く寝てばかりいるので来てほしいとのこと。
さっそく実家に向かいました。
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さて、今月から父の介護に日に2〜3回(昼食、夕食、車のせなど)行っており、けっこうしんどいなと思っていました。
ところがヘルパーさんの労働から見れば「楽もいいとこ」と知りました。
週に何度か来てもらっているヘルパーさんに、女房が「毎日何軒くらい訪問介護しているんですか?」と聞いたら、
ヘルパーさんは「今日は少ないんですよ。5軒だけです」と答えたそうです。
普通なら7軒くらいこなしているんでしょうか?
食事作り、掃除や洗濯、買い物、オムツ換え、一軒1時間+交通時間でまるまる8時間介護しっぱなしということですよね〜!
帰ってからも自宅のおさんどん。子供の世話。
私は大甘でした。。。
それに、介護しているとはいえ基本ひとり暮らしの父の気丈さにはホント敬服します。
さすがシベリア抑留、癌手術4回はじめ数々の苦難、大病を乗りこえてきた父であります。
私は似なかったな〜〜(残念だな〜)、とつくづく思う昨今です。
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(「背広姿で・・・」というタイトルは最初背広姿で登山をしたことに由来します。その後はハイキング風に着替えて登っておりますがシリーズ名としてそのまま使っております)
→背広姿でプチ登山
→背広姿でプチ登山2
→背広姿でプチ登山3
→背広姿でプチ登山4(頂上間近)
→背広姿でプチ登山 その5(薬莱山に登頂!)
→背広姿でプチ登山 その6(おこま山に登る)
→背広姿でプチ登山 その7(たっこ森に登る)
→背広姿でプチ登山 その8(笹倉山に登る)