2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧
「成果主義」といえば聞こえはいいですが、言葉を換えれば「まかせっぱなしのバッサリ」です。農耕民族DNAを持つ私たちの仕事には「育成主義」がピッタリだと思います。
「私の言う想像力とは、実在しないものを空想するようなあやふやなものではない。」とゲーテは語りました。
「対象を抜きにしてテクニックをどんなに論じてみてもしようがない!対象がだめなら、どんな才能だって無駄さ。」とゲーテは語りました。
「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格がない」(レイモンド・チャンドラー『プレイバック』)は、「会社人でなければ生きていけない。優しくなければ人間である資格がない」と言い換えられるかもしれません。
水木しげるさんの奥様布枝さんは「ゲーテの言葉はとても健康的だと思いました。」と語っています。詩人ゲーテは政治や経済に余儀なく関わらざるをえませんでしたが、逆にそのことが彼の言葉や作品の大きさ、深さ、調和に寄与したのではないでしょうか。経済…
ゲーテはひどく不機嫌な渋面になりました。それはエッカーマンがドイツ文芸批評を執筆する契約についてゲーテに相談したときのことです。
ワイマール公国で最高の年俸と立派な邸宅を賜っていたゲーテですが、エッカーマンに富貴や華美の無用さを説く日がありました。彼に「自由」というものの本質を教えているのでした。
あと二ヶ月くらいはゲーテの様々な著作を読むばかりになりそうです。ゲーテ二十五歳の作品『若きウェルテルの悩み』を読んで手帳に書き写した文章があります。
詩人であり、なおかつ政治の中枢にあったゲーテは、相反する世界にどのように折り合いをつけていたのでしょうか。ゲーテが亡くなる数日前に語った言葉です。
ゲーテは自分だけで生み出す独創はありえないと語りました。それではいったい「独創性」とは何をいうのでしょうか?
ゲーテのブログを書くようになったのは『ゲゲゲのゲーテ』を読んだことがきっかけでした。さらにそのきっかけとなったのは朝ドラ「ゲゲゲの女房」の作業場に貼ってあったゲーテのこの言葉でした。
『ゲーテと対話』(エッカーマン著)から珠玉の言葉を拾っています。今日はゲーテが「創作の目的」について語った言葉を書き写してみました。
水木しげるさんはなにゆえ戦地ラバウルへ『ゲーテとの対話』を持って行かれたのでしょう?ゲーテも深いが水木しげるさんも同じく深い方と、あらためて感じます。
「他の連中は思考して、考えたことを吐露するという感じだけれど、ゲーテの場合は人生とか、人間とか、すべてを含んだ発言なんです。幅が広いから参考になるわけですよ」(水木しげるさん)『ゲーテとの対話』(エッカーマン著)を抜き書きしながら今日も「…
かつて読んだ「クリティカル・シンキング」の本に、この三ステップが解説されていました。私はこの三ステップの中にもう一つステップを足して四ステップにしました。そのステップとは「「致命的?」です。
「ゲーテはひとまわり人間が大きいから、読んでいると自然に自分も大きくなった気がするんです」と水木しげるさんは語りました。『ゲーテとの対話』(エッカーマン著)から、そんな思いを感じさせる文章をひとつ紹介します。
『ゲーテとの対話』(エッカーマン著)は人間ゲーテを実に身近に感じられる本です。ゲーテが愚痴のように語る箇所はなおさらです。何人も羨むようなゲーテの人生と思いきや。。。
水木しげるさん最後の著書『ゲゲゲのゲーテ』にいたく感銘し、『ゲーテとの対話』(エッカーマン著)三巻を読書中です。まるで私がゲーテに直接教えてもらっているような親近感を感じます。本書で出会った「深い言葉」をひとつづつ書き残していこうと思いま…