2017-01-01から1年間の記事一覧

臆病こそ勇気の源

小さい頃の私はとても怖がりやでした。しかし今振り返って見れば、臆病を克服しようという気持ちが挑戦心や冒険心となり生き抜く力を育んでくれたように思えます。長い目で見れば短所こそが長所の源になるんですね、たぶん。

52年前の自分にタイムスリップ!

実家の遺品整理はまるでお宝探偵団のごとくです。といっても家族だけにとってのお宝です。今日はおそらく小学6年生くらいに描いた私のSFチックな図画を発見し、しばし思い出にひたりました。

言葉は世につれなのかな〜

若者のカラオケを聞くとまるで金星人と遭遇したような気分になります。「歌も言葉も世につれ」だから違和感を感じるのは年寄りの証拠? 耳が慣れるのを待つしかないんでしょうね〜。

「ちぢんだ自転車」の写真発見!

亡父の遺品整理をしていたら、ある懐かしい写真を見つけてびっくりです!私が16歳(高校一年)の夏に友人3名と決行した十和田湖自転車旅行唯一の写真です。

一人称、二人称、三人称の人

「みんなのために」と考えて行動する人を「偽善者」だという人も多くいます。それって実は嫉妬だったんだな〜と思えてきました。なぜって「私」という一人称より「あなた」という二人称より「私たち」という三人称のほうが、ずっと喜びが大きいということに…

茨木のり子「花の名」より抜粋

茨木のり子の詩に、父の死を悼む「花の名」という作品があります。葬儀から帰る列車内、相席の男性と他愛のない会話を交わしながら、内心、作者は亡くなった父の面影をたどっていきます。119行というこの詩の長さに、亡き父への思いの強さを感じさせられ…

やさしく気骨ある父、ついに逝く。

昨日は父の初七日でした。享年94歳、いくつになっても親を喪うのはつらいことですが、生前の父を見習いプラス思考で生きていこうと思います。

窓をふく人、みがく人

今日は人の親切に心を打たれました。車を運転中タイヤがパンクしバースト状態となってしまいました。なんとか近くのコンビニの駐車場に入れ、十数年ぶりにタイヤ交換作業をしようとしたら、そこに救いの神がやって来ました。

「中品」くらいが丁度いい

「言葉は世につれ」なんでしょうか?しかしその変わり目にいる旧世代人種はかなりの違和感を覚えます。今の社会で「中流」が消えつつあるように、今の言葉も「馬鹿丁寧」と「野卑下品」の二極化が著しい感じがします。

ショートSF「究極のパスワード」

今年は高野山ブームみたいです。仙台では夏に「高野山の秘宝展」が開催されました。テレビでは先月「ブラタモリ」で三回連続の高野山特集でした。私は以前より空海さんや密教にSF的な興味を持っていました。最近とみに劣化が著しいわが空想力をお大師様に…

孫と老父と日本刀

時代の縮尺が変わるって新鮮でおもしろいもんですね〜。たまに孫たちに会うといろいろ気づかされます。

無理をしない?無理をなくす?

「無理をしない」というのは、個人の生活や健康、日々の仕事や会社の経営において肝心要のことだと思います。しかしコレステロールに善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)があるように、無理にも「善玉の無理」と「悪玉の無理」があ…

「HOW」ばかりでいいのかな?

高校生の頃、本屋でキョロキョロまわりを見てから開いたものです。奈良林祥著「How To Sex」。このへんから始まったのでしょうか?「How To 」だけの社会は。

茨木のり子「ゆっくり考えてみなければ」

なんでなのか?総選挙が近いらしい。茨木のり子さんのこんな詩がとてもしっくりくる今日この頃です。

背広姿でプチ登山 その9(倒木だらけで道に迷う)

老父の介護に追われご無沙汰していたプチ登山。久しぶりに七ツ森のちっちゃな山「松倉山」に挑みましたが、なんと登頂断念!先週の台風で倒木やら折れ枝が登山道に多すぎました。

最初からの名門なし

最初からの名門なし、最初からの金持ちなし、最初からの偉人なし。元をたどればみんな「ただの人」。創業時にはとても役に立つ言葉です。小さくてもひるまず挑戦していこう!という気になります。

ミツバチと校長先生

老父も私も妻もここ最近パワーがめっきり落ちてきました。そこで、かつて瀕死のバチカン法王を救ったという「ローヤルゼリー」をみんなで飲むことにしました。私は高校時代ミツバチの研究をしていたのでその由来と効能はよく知っています。ふと、当時ミツバ…

一番心あたたまる短編

92歳になる父は最近体調を崩し、飛行機にたとえると旧式プロペラ機の急降下状態でした。操縦桿を握る私や女房は機体の立て直しに大変でした。ようやく昨日あたりから低空飛行ながら水平を取り戻しましたが、まだまだ山などに衝突する可能性もあり、操縦に…

毒舌幸福論「人は変わりようがないのさ」

意地悪爺さん哲学者ショーペンハウエルの「(毒舌)幸福論」から「他人に対する態度」の日本語訳を勝手に超訳してみました。人も国も似たようなものかな〜?

海を渡って「白鹿」と会う

石巻市内と牡鹿半島の様々な場所で「Reborn-Art Festival 2017」という、とてもユニークかつハイセンスな芸術祭が開催されています。その中の一つ、海岸の砂浜に展示されている巨大なオブジェ「WhiteDeer(白鹿)」をどうしても見たいと思い、快晴の今日行っ…

背広姿でプチ登山 その8(笹倉山に登る)

いつもの通り?天気予報は外れて超快晴となった本日の宮城県。股関節痛ジジイは40日ぶりのリハビリ登山に挑みました。なんて長い梅雨夏だったことでしょう。宮城県大和町にある七ツ森の最高峰「笹倉山」(506m)に初登頂です!

企業にも顔がある

「千と千尋の神隠し」に出てきた「カオナシ」はとても衝撃的でした。人も会社も「カオナシ」だらけになってきたのでは?と感じたからです。

考え続けていれば迷わない

来週の月曜日は女房の誕生日です。義務感、ネタ不足、照れくささ。。。年に一度の定期的葛藤です。

無知は勤勉の結果なり?

10年前に買った内田樹さんの『寝ながら学べる構造主義』はとてもわかりやすく書かれていますが過去何回も読み返しています。もともとの「構造主義」が私には難しいせいですね〜。これじゃ『寝ながら忘れる構造主義』になっちゃいそうですが、何度も読みた…

漢字一つで大変身

漢字一文字置き換えるだけで印象をがガラリと変えることができます。その効果を利用して地域興しをしている方がいることを知りました。

背広姿でプチ登山 その7(たっこ森に登る)

股関節痛ジジイのリハビリ登山シリーズです。低山シリーズ第三座、宮城県大衡村にある「達居森(たっこもり)」に登りました。たった262メートルなのに、本格的な山登りだし、なんという展望の良さ!

わが家、海の家となる

昨年春、どでかいサンルームをつくったのですが、真夏は灼熱地獄となりました。1年にわたって大工さんとあれやこれやの対策を検討してきました。そしてついに昨日対策が完了したのですが、なんと!「海の家」みたいになってしまいました。しかし効果てきめ…

日野原先生が遺してくれた言葉

日野原重明先生を追悼し過去ブログを再掲します。2014年5月に出版された『十代のきみたちへ』からの抜粋です。偽善、日和見(さすがに露悪にはなれませんが)の私にもかすかに残っているらしい「真心」に沁みいる文章です。

ダイヤの原石を磨く

磨かれたダイヤばかり求めずに、ダイヤの原石を一生懸命磨いて輝かそうよ!という四コマ漫画です。人の性能だけじゃなく人の心も磨けば光るダイヤです。中小企業にとっては人の心を磨くほうが大事と思います。それは会社や仕事を愛し支え続けるたくましい生…

水木しげるが見たヒットラーの真実

水木しげるさんの『劇画ヒットラー』を読み終わりました。力作です。「ヒットラーは希代の英雄でも狂気の独裁者でもないー水木しげるが見たヒットラーとは?」という帯のコピーのとおりでした。最初はドイツ国民のほとんどが軽蔑していたヒットラー、ナチス…