2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

一番心あたたまる短編

私が一番心あたたまる思いをした短編小説、それは矢田津世子(やだつせこ)著「茶粥の記」という小品です。矢田津世子は坂口安吾の恋人としても知られています。

嘘みたいな本当の話

泣いた、笑った、驚いた!日本中から届いた149の実話たち。日本版ナショナル・ストーリー・プロジェクト「嘘みたいな本当の話」を読みました。選者は高橋源一郎さんと内田樹さんです。

人生の季節

すっかり秋めいてきました。先週末の夜、薄着で自転車乗りをしたせいか軽い風邪を引いてしまいました。春夏秋冬、必ず巡り来る四季は人生と同じようです。あと2年で60歳になる私の「人生の季節」はきっと「秋」でしょう。

クニ子おばばと不思議の森

日曜夜、NHKですばらしいドキュメンタリーが放映されました。九州宮崎県の海抜千五百メートルの山の中、焼き畑農業をして暮らす87歳のクニ子おばばと、その豊かな森の話です。かたつむりが紹介するという演出もとてもおもしろい!

はじめての胃カメラ

午前中、はじめて胃カメラを飲み込んできました。オエッ!私にとっては思ったよりしんどい検査でした。でも検査結果は異常なし!お彼岸に丁寧にお墓参りをしたのが効いたのかも・・・・とりあえず良かった!

ファンタジーの力

ブログを書き始めて4ヶ月、書き続けるのは修行に近いことですが、そのかわり過去の自分ブログを読む楽しさが「みやげ」についてきます。自分ブログを読書中、けっこうファンタジーとかアニメ、児童文学の話が多いな〜、と感じていたら「なるほどそうだった…

一番役に立った本

「世界史を俳句で覚える本」今から40年前、私が高校の頃大変お世話になった本です。今でもけっこうな数の句を覚えています。私の人生で一番役に立っている本といえるかもしれません。その中からニヤッとしてしまう句をいくつかご紹介。

悪夢ふたたび

ゆうべわが家に避難勧告がきました。台風による大雨で宮城県涌谷町のわが家の地域が冠水したのです。3.11以来恐怖心が強くなり、不安な一夜を過ごすこととなりました。

杉浦日向子の「ケータイ観」

2005年7月、たぶん故郷の江戸へタイムスリップしたと思われる杉浦日向子さん。江戸で戯作家か浮世絵師でもやってるんでしょうか。私もいつか時空自転車で彼女に会いに行きたいなと思っています。

森と風の学校 続編

昨日の続編です。ランチを食べながら吉成理事長としばし歓談。ここで行われるワークショップのコンセプトに「それはいい!」とあいづちです。くまさんは「うちの娘も参加させたい」と本気になっていました。

森と風の学校

今日は小雨降る中、片道3時間の岩手県葛巻町への旅でした。葛巻町は風力発電やバイオマス発電などクリーンエネルギーを進めてきた町です。その町に廃校を再利用したユニークな環境共生学校があります。それは『森と風の学校』といいます。とても刺激的!

日本も資源大国になれる

日曜の朝は「サンデーモーニング」を家事をしながら「ながら見」です。洗濯物を干した後、テレビの前に戻ったら興味深い言葉が。岸井論説委員「3.11以降のエネルギー論争のおかげで、もしかしたら日本は資源大国になれるかもしれないという可能性が芽生…

毎日違う味のラーメン屋

鶏肉だけのスープに鶏肉のチャーシュー。こだわりのラーメン屋さんがテレビの取材を受けていて、最後に答えた言葉がとてもおもしろいものでした。「うちのラーメンは毎日味が違うんです」

どじょうと天気予報

政界(のどぶ?)から「どじょう」ブームがやって来ました。浅草のどじょう料理屋さんも忙しくなりそう。さて朝のラジオで「どじょうと天気予報」の話を聞きました。

「鳥羽僧正」と会う

歴史の教科書に載っていた「鳥獣戯画」、動物たちがまるで人間と同じように相撲をとったり、かけっこをしたり楽しそうに遊んでいます。これを書いたのは平安時代末期のくせ者大和尚「鳥羽僧正」と言われています。

モモが出番を待っている

あの9.11からアメリカ経済は低迷の道へと進みはじめました。あの頃大手投資銀行に勤めていた人が職探しの日々、あるいはガラッと仕事を変えてサンドイッチ店を経営・・・そんな人々の今を昨晩のNHKニュース9で映していました。

人生が登山だとしたら?

昨日は涼しく今日はまた暑く、寒暖の差が激しい季節の変わりめです。山登りにはうってつけの秋に入りました。「人生は重荷を背負って山道を歩むがごとし」のように、人生はよく山登りにたとえられます。私は今、このたとえがとてもしっくりくるようになりま…

水木しげる「福島原発の闇」

32年前の幻のルポ&イラストが見つかり復刊されました。堀江邦夫さんの「原発ジプシー」という文を水木しげるさんが絵にしたものです。当時アサヒグラフに掲載されました。すべては32年前に起きていた・・・。

2100年のマルコポーロ

ロシアは飛行機で日本のまわりをぐるぐる飛んだり、中国は大きな船で尖閣諸島をまわったり、大震災で支援してくれた国々と我が日本はいつもの角突き合わせをまたはじめそうです。

もう一つの気持ち

先日会合があり、久しぶりに代行運転で家に帰りました。運転手さんが「道教えて下さい」といいます。変だなと思ったら「私、仙台から助っ人で来てますので」ということでした。

旅先のポートレート

向田邦子さんの妹、和子さんが姉の死から二十年後にやっと著した「向田邦子の恋文」その本の後半にはなんともいえない。。。場面が描写されています。

私たちには鏡が必要だ

どんなに自分が若いと思っていても鏡を見れば一目瞭然!「あ〜年には勝てない・・・」もしそのとき口元に食べ残しなんかが付いていれば、考える間もなく手が動きます。「あ〜はずかしい・・」と。今の社会は鏡が足りない社会かもしれません。

発想のヒント

「発想」はたぶん人間だけの得意技、いかに高性能コンピューターでもかなわないと思います。なので「発想」を鍛えるということは人間的価値を高めるということにつながると思うんです。最近読んだ本から発想法のあれこれを紹介します。

四世代運動会

東京から姉と姪、その娘が二人(4歳と1歳半)おじいさんの家にやって来ました。せっかく遠くからくるのに狭い家ではうっとおしいだろうと思い、私たち夫婦に娘と孫二人(こちらも4歳と1歳半)も加わり、合計10人で鳴子温泉に一泊して来ました。

愛すべき「哲人」たち

「ブログは修行なり」と最近思いはじめています。でも修行って楽しいもんですね。たぶんスポーツマンが毎日ジョギングなんかするのと同じかもしれません。苦しそうだけどかえって気持ちがいいらしいですね。さて本日の修行は押し入れの奥から出てきた「お堅…

中川一政「向田さんのこと」

向田邦子さんの再ブームが来つつある。と語る書店員の方が昨晩のニュースに出ていました。大震災の影響で家族の絆について思いを寄せる人が多くなってきているからのようです。偶然、昨日図書館で「中川一政全文集」をめくっていたら「向田さんのこと」とい…