2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ショーペンハウエル「悩みは幸福の尺度である」

人の心には「お悩み専用のコップ」があるんだなと思えてきました。そのコップには常になんらかのお悩みが入っていて、決して空になることはないんです。

ゲーテ「喜びがあってこそ人は学ぶ」

ゲーテの自伝『詩と真実』には彼の生の感情、生の声があふれています。戸惑い、焦燥、情熱、私たちと等身大のゲーテが、彼の生きた時代とともに、今ここにあるような思いをさせられます。

ゲーテ「個人的自由という幸福」

ゲーテの晩年19世紀初頭は、神聖ローマ帝国とは名ばかりの小国分立の領邦国家であったドイツがナポレオンに解体され、その後ナポレオン没落後のウィーン会議を経てドイツ連邦が成立した頃でありました。産業革命と市民の自由が拡大していた当時のイギリス…

QCDS四つそろって仕事なり

「浜の真砂は尽きるとも世に偽装の種は尽きまじ」ですね〜。ドイツも日本も品質管理の頂点にいる自動車産業がやらかしているとは実にショッキングです。

ゲーテ「自分の幸福をまず築かねばならない」

「私は作家という天職に就いているが、大衆が何を求めているかとか、私が全体のためにどう役立っているかなどということを決して問題にしてこなかった。」とゲーテは語りました。彼がめざしたことは「自分自身の人格内容を高める」ということだけでした。

ゲーテ「同時代、同業の人から学ぶ必要はない」

ゲーテは穏健な思想を持った方ですが、最初に極端な裏返しの話をすることがよくあります。その後に続く内容をよく理解させるためなのでしょう。「同時代、同業の人から学ぶ必要はない」と言い切ったのはなぜなのか?と引き込まれてしまいます。

ゲーテ「他人の言葉を自分の言葉にしてよい」

「そこにあるのは、私のものだ! 実生活から取ってこようと、書物から取ってこようと、そんなことはどうでもよいのだ、使い方が正しいかどうかということだけが問題なのだ。」とゲーテは語りました。

ミスを防ぐ3H管理

人間のやることですから、ミスを完全に無くすことはできません。しかし減らすことはできます。以前私が教えられた「3H管理」もそのためのひとつです。「初めて、変更、久しぶり」をローマ字で書くとすべて頭に「H」が付くのでこの名称です。

ゲーテ「文学作品は知性で理解し難いほどすぐれている」

自分の作品を例にして、ゲーテは思いきったことを語りました。「文学作品は測り難ければ測り難いほど、知性で理解できなければ理解できないほど、それだけすぐれた作品になるということだ。」

ゲーテ「自然には人間が近づきえないものがある」

文学のみならず自然科学も幅広く研究したゲーテは、「自然の世界には、われわれが近づきうるものと近づきえないものがある。」と語りました。

ゲーテ「人は年をとるほど賢明になっていくわけではない」

ゲーテは、年齢つまり知識や経験の量が「賢明さ」と比例するわけじゃない、いくつであっても「己の純粋な感性に従う」ことが大切と語っています。彼は過去の自分の作品をそうとは知らずに読んで感動したこともあったそうです。

ゲーテ「薪が燃えるのは燃える要素を持っているからだ」

「名声は求めて得られるものではない。」とゲーテは語りました。私たちは「名声」と「有名」の区別がつきにくくなっているのかもしれません。