ミスを防ぐ3H管理

 人間のやることですから、ミスを完全に無くすことはできません。しかし減らすことはできます。以前私が教えられた「3H管理」もそのためのひとつです。「初めて、変更、久しぶり」をローマ字で書くとすべて頭に「H」が付くのでこの名称です。

 戦後、アメリカから教えられた「品質管理技法」ですが、日本人は得意の改良、改善能力を活かし独自に進化させていきました。

 その特長の最たるものは、QCサークル活動(小集団による品質管理活動)など、現場従業員によるボトムアップの改善活動でした。

 高度成長期を経て80年代ごろには、逆にアメリカに教えを垂れるまでになりました。

 このような改善活動はトヨタなど自動車産業を代表とする「製造業」がパイオニアであり、他産業と比べてレベルが抜きんでています。

 製造業の管理ノウハウを、サービス業を含む他産業で活用することは大いに奨励されてはいますが、まだまだ十分ではないようです。

 家庭や学校でもたぶん役に立つでしょう。

 しかし、私はしょっちゅう孫見をさせられていますが、わが小4の孫、小1の孫娘ではこちらがノイローゼになってしまいそうです。

 なんたって、わが孫たちのお仕事とは「ミスをして痛い思いをすること」のようですから。。。

 ・・・・・・・・

 このシリーズは脚本:私ノボ村長、絵:同級生ゴリランジェロ氏のコンビで作成しております。





・・・・・・・・
 
 バックナンバーはこちらでご覧ください。→勉強中だよ!レッツくん