2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ノボノボ童話集「えすえふ鳥獣戯画」

小学生の頃、ウェルズの古典SF「モロー博士の島」を読みました。人間と野獣との合体話に恐怖を感じました。その延長なのか、成人してから「ツチノコ」が山道で私をにらみながら話しかけてくるという妄想にけっこう悩まされました。さまざまな生物が人間と…

ノボノボ童話集「トランポ・ザ・ワールド」

トランプさんのタマゲタ政策を日本ではまだ対岸の火事みたいに思っている人が多いようです。しかし当事国の人たち、特に移民や女性にとっては70数年前の欧州を連想させるような悪夢に違いないことでしょう。いったいどうなることやらと心配しつつ、まさか…

ショートSF「人工惑星ゴースト」

宇宙の話を書いていると小さなことが気にならなくなってきます。星を眺めて心が癒やされるのと同じなのかな〜。星座物語もそのような心地で紡がれていったのでしょう。私の人工知能SFも4話目になりました。エピソードごとに独立したストーリーながら、「…

豊かな仕事 貧しい仕事

トランプファミリーはアメリカンコミックからそのまま抜け出てきたようなルックスの方々ばかりですね。奥さんと娘さんはバービー人形にもそっくりです。この世界的に有名な人形は、実は日本が「三丁目の夕日」の時代、下請けで作っていたそうです。それにま…

ショートSF「人工知能の帰還」

もう何回目になるでしょう。有料放送で「2001年宇宙の旅」を観ました。40年前、仕事で完全徹夜が三日目となった夜、ようやく重要なある機械の修理が終わりました。ところがその頃仙台でこの映画がオールナイトで初上映されていました。私は眠るのも忘…

商売とは固定客の創造なり

今から20年前、私が敬愛する経営の先生からこの言葉を聞いたとき、こわばっていた関節がゴキッとはまったような気がしました。

ショートSF「人類史上最大の作戦」

私が敬愛する水木しげるさんの一周忌追悼番組を見ていたら、ご遺族が「国宝」と本人の字で書かれた小さな木箱を見つける場面がありました。それを開けてみたら。。。ここからSF的妄想が生じて書いた一篇です。

ショートSF「三値のデジタル社会」

私たちはコンピューターの計算方式である二進法が「デジタル」と思い込んでいますが、実はそうではないようです。三値のデジタルがあったらいいなと思いました。

ショートSF「哀しき人工知能」

新聞の人工知能特集の出だしを読んでびっくりしました。「2050年人工知能を搭載したロボットと人間が結婚する。ーそう断言する学者がいると知り昨年10月英ロンドンを訪ねた。「AIに関わり始めて数十年。ここ数年素晴らしい進展を見せています。20…

ノボノボ童話集「新しい名前」

昨晩は会社の新年会をしました。年に一回ですが東京、大阪、山形各拠点の仲間も集まり盛り上がりました。宴会、カラオケ、都市部の人は実に元気がありますね〜。みんなの笑顔を見ながら、幸せ創造の会社にしていかないとな〜とつくづく思いました。

ショートSF「素晴らしき新人類」

現代の慢性病はネット中毒とアレルギーです。私も五十を過ぎてから花粉症となり、仕事も個人生活もネットに繋がれ半オタクのごときです。わが孫たちもアレルギーだらけ。これらを人類進化の過程として肯定的に考えてみたらどうなのかな?という一篇です。

ショートSF「超電池社会」

明日から仕事です。頭のモードを変えようと初夢のごとき近未来SFを一篇書いてみました。年末に孫たちとオセロをしたのも影響したようです。