茨木のり子

茨木のり子「花の名」より抜粋

茨木のり子の詩に、父の死を悼む「花の名」という作品があります。葬儀から帰る列車内、相席の男性と他愛のない会話を交わしながら、内心、作者は亡くなった父の面影をたどっていきます。119行というこの詩の長さに、亡き父への思いの強さを感じさせられ…

茨木のり子「ゆっくり考えてみなければ」

なんでなのか?総選挙が近いらしい。茨木のり子さんのこんな詩がとてもしっくりくる今日この頃です。

茨木のり子「お休みどころ」

「お休みどころ……やりたいのはこれかもしれない」 ぼんやり考えている十五歳の セーラー服の私がいた(茨木のり子) 今の時代、この詩と同じ気持ちの若い人々が多くなってきたのではないでしょうか。うれしいことです。

茨木のり子「友人」

今63歳の私ですが、年年人付き合いが減ってきて、友人と呼べるのは10人に満たなくなりました。酒飲みしなくなったからかな〜。でも「それで十分ですよ」と、茨木のり子さんの詩が諭してくれました。

茨木のり子「娘たち」

「遠いいのちをひきついで さらに華やぐ娘たち」 この詩を読むと、AKBとか何とか坂とかの娘たちもまぶしくたくましく見えてきます。

「さくら一座」が巡業中

茨木のり子さんの詩です。「あでやかとも妖しとも不気味とも」、さくらは実に奥深き花です。。。

茨木のり子さんといじめっ子

春の訪れを知らせるもの、それは桜と入学式です。通勤途上、すこし大きすぎる制服を着た新入生が桜のプロムナードを歩く光景と出会う日はまもなくです。

ゆっくり考えてみなければ。。。

新幹線やらリニアやら人は急ぐのが大好きというか、日々めざしているものは「より速く」しかないみたいです。

アナログの言葉

世の中にはいろんな言葉があることを誰でも知っています。日本語、英語、中国語。。。しかし「デジタルの言葉」と「アナログの言葉」があることに、誰もがあまり気づいてはいません。

おもしろい「恋歌」

茨木のり子さんの『詩のこころを読む』におもしろい(変わった)恋歌が紹介されていました。

茨木のり子「系図」

茨木のり子さんの詩です。情感ゆたかで爽やかな詩が多いなか、まるで反対の表情を想像させられる詩も多いんです。

生きるじたばた

こんな友人がいたらいいな〜。私にとってそのひとりが茨木のり子さんです。彼女の詩のみならず詩評も温かき人間性を感じさせてくれます。

茨木のり子「詩のこころを読む」

茨木のり子さんが好きな詩について語った本です。彼女の詩と同じようにその文章も、聡明で温かい「慈愛」のようなものが伝わってきます。

ゆっくり考えてみなければ

同期生の出会いと別れが交錯する1月です。昨日は滋賀県に住む高校の同期生と43年ぶりに再会しました。

幼老ファクトリー

こんなに物があふれる時代なのに、年々年寄りに合う物が少なくなっていくのはどうしてなんでしょう?

便所掃除の詩(うた)

茨木のり子著『詩のこころを読む』でとても美しい詩を知りました。とても臭いんですが。。。

繋がれている私たち

繋がっているんじゃないんです。繋がれているんです、私たち。はじめて知りました。facebookって自分がアップした過去の記事が勝手に間引きされているんですね!

茨木のり子「笑う能力」

朝は小鳥の声、お昼ご飯はおばちゃんたちの笑い声、夜はこれから虫の声です。

茨木のり子「さくら」

茨木のり子さんの詩です。「あでやかとも妖しとも不気味とも」、さくらは実に奥深き花です。。。

茨木のり子「はじめての町」

久しぶりに茨木のり子さんの詩です。津波で何もかもなくなった三陸のある町の光景を思いだして泣けてきました。こんな町だったはずなのに。。。

茨木のり子「娘たち」

女性のおしゃれや踊りのほうがずっと人間的ですね。強いものにあこがれて破滅的なあれこれに向かう男たちより。

石垣りん「くらし」

今も昔も、誰でもが、生きることだけに精一杯の時期がきっとあったはず。それは今でも続いています。多かれ少なかれ。そんな中で、時々偶然に見せつけられる鏡に映った自分。誰もがハッと「何か」に気づく瞬間があったはずです。

茨木のり子「聴く力」

村上春樹さんは、尖閣問題で「安酒の酔い」という表現で領土問題が国民感情をあおる危険性について指摘しました。そうするとシンタロウ氏は安酒居酒屋のオヤジでしょうか?「作家」にも様々なレベルがあるようです。

茨木のり子「私のカメラ」

老若男女、春夏秋冬、いつでもカメラ、どこでもカメラ。ところが肝心の「写真」は少なくなる一方。。。あるのは、メモリーにいれっぱなしの「画像」だけです。

茨木のり子「落ちこぼれ」

世の中には「思いがけない真実」がいっぱい!「実は落ちこぼれの方が多い」というのもそのひとつ。だって一番以外の人は皆「自分は落ちこぼれ」と思っているんですから。

茨木のり子さんが好きな詩

『暑さも寒さも彼岸まで』であってほしい。。。でも間違いなく秋は近づいているようです。とても『詩』を読みたくなってきたので。

茨木のり子「木は旅が好き」

少しづつ秋風の涼しさ。この時季は虫たちもきっと楽屋で鳴き声のレッスン中。秋は詩が心を和ませてくれます。言葉の音楽なんだな、きっと。

お休みどころ

茨木のり子さんの詩です。誰の心にもある懐かしいスナップ写真。のんびりして、温かくて。。。そしてふと寂しくなります。

みんな子供の頃があったんだよな〜

最近は「秋の大運動会」が「春の大運動会」に替わったようです。わが孫も来年小学校入学です。招待かけっこがあるとのことで、土曜の朝早くから、前日泊まったわが家の庭で一人一生懸命走っていました。ほほえましいな〜な。

大きい制服の新入生へ

ここ東北、宮城にもまもなく桜が咲きそうです。二日前から暖かくなってきました。今こそ咲かん、と薄く色づく桜のプロムナードを、こちらも初々しき新入生が学校へ向かいます。すこし緊張した面持ちで。