成果主義より育成主義

 「成果主義」といえば聞こえはいいですが、言葉を換えれば「まかせっぱなしのバッサリ」です。農耕民族DNAを持つ私たちの仕事には「育成主義」がピッタリだと思います。

 バブル崩壊後やむなしとはいえ、大企業ほど「成果主義」とやらを掲げて、実質人員整理というリストラを進めざるを得ませんでした。

 ところが、その成果主義こそ最高のセオリーと本心から考えている超高性能な方々も実は多いというのが実情です。

 日々サバイバルの戦場で自らの力だけで生き残れ!というのは、最も過酷ですが最も成果を上げることでしょう。

 とはいえ、だれもがランボーのようにいつまでもタフに戦い続けるなんてできっこありません。

 というわけで、成果主義会社では経営者も社員も皆使い捨てですが、高い金で雇われた傭兵のごとく次々とローテーションしていきます。

 高級ビジネス兵士や参謀の「人買い」「人売り」市場は、常にマネーと活気があふれているように見えますが、本来の「仕事の魅力」は枯れつつあるのではないでしょうか?

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 さて、「狩猟型」の成果主義に対して「農耕型」の仕事スタイルもあると思います。

 私はそれを「育成主義」と呼びます。

 本当の仕事の喜びとは、でかい作物を収穫する結果よりも、日々作物を育てていくプロセスにあるのではないでしょうか。

 そんなふうに時間と愛情をかけて育てられた作物は立派に育ち、きっと美味しいし栄養も高いに違いありません。

 そんな作物や、それを作る人にこそ価値ありとされるのは、今や決して「産直市場」だけの話ではないことでしょう。

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 このシリーズは脚本:私ノボ村長、絵:同級生ゴリランジェロ氏のコンビで作成しております。





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