一人一人の名前

 暑い。。。とても暑い。。 扇風機だけじゃ今日は大変だ・・・
もうだめだ〜〜 そうだ! 車で映画館に行こう。
 「でんでら」もいいんだが多分混んでるだろうな、と思って買ったチケットは「星を追う子供」新海誠監督の作品です。

 この監督のアニメは風景がずば抜けて丁寧で綺麗なんです。「秒速5センチメートル」という作品を観てたまげた思い出があったので期待満々です。

 さて作品はといえば風景がずば抜けて綺麗でしたし、ストーリーもなかなかのものでした。飽きずに観られました。(でも脚本は宮崎アニメには及ばないかな・・)

 さ〜本日のブログのタイトルについてです。あたりまえのことですが、映画の終わりには制作に携わった方々の名前が画面に流れます。それを眺めているうちに妙な感動を覚えてきたのです。

 それは、なんと多くの人が携わり、それぞれの人になんと様々な名前がつけられていることだろう、必ずひとつづつ・・・。どんな人もわけへだてなく、赤ちゃんとして生まれてきたときには親から深い愛情のしるしとして名前をつけてもらったんだよな〜と、あらためて感じ入ったのです。

 誰だったか忘れましたが、ある方の本でこんな言葉に逢ったことがあります。「雑草という名の植物はありません」という言葉でした。私たちはみんな等しく、すばらしいかけがえのない名前をたったひとつだけもっている、これって一番たいせつなことだよな〜思えるのです。

 今日の映画がこのような思いを喚起させてくれたのかもしれません。この作品やジブリの作品はどんな人にも間違いなく、自分の心の奥底に隠れている「キラッと輝く大切なもの」を発見させてくれます。

 さ〜暑い我が家に帰ろう。。。