このところ宮城はずっと雨降りです。日曜日、雨の晴れ間をぬって、届いたばかりのアイデア・サバイバルグッズを試してみました。ところが。。。
そのグッズとは「ケリー・ケトル」という洋物でして、お湯を沸かしながら煮炊きもできるモノなんです。
しかも、燃料はそのへんの小枝とかまつぼっくりとかで、ガスも石油もいらずという超エコなサバイバルグッズです。
なによりもその燃焼原理が「ロケットストーブ」に近いコンセプトがあったので興味津々!
ネットで購入したのですが、クッカー(小さな調理鍋)セットで1万円くらいでした。
このケトルの側壁に水を入れて沸かすとともに、上部にクッカーを置いて簡単な煮炊きをするわけです。
水が入った側壁が断熱材となり、しかも上部の開口部が狭くなっているので上昇気流が強くなるんですね。
本体は底が抜けた寸胴で、実に単純そのまんまです。
給水口から側壁に水を入れます。このタイプは0.5リットル入ります。コーヒーなんかだと5人分沸かせる量ですね。
底部のボイラー(焚き口)に新聞少しに火をつけて、折った割り箸数本入れて燃やします。
その上に本体を置くと、上昇気流が発生して炎が強くなります。
本体の上部に五徳を挿入し、小さなクッカーを置いて調理します。
調理と同時に湯も沸くというあんばいです。
火をつけている間は、赤いフタは必ず外しておきます。
このフタが何のために付いているのかというと、移動するときに沸いたお湯をこぼさないようにするためとのことです。
時々焚き口から追加の燃料を追加します。今日は割り箸の残りです。
そろそろ沸騰してきましたよ。
しかし、なにやらプラスチックが焼ける臭いが。。。
なんと!本日の実験机にしていた縁台がボイラーの熱で焼けていました!
やれやれ。。。
縁台に包帯巻いてあげました。
というわけで本日は(いつものとおり?)お笑いサバイバル実験となってしまいました。
実は指も少しやけどしちゃいまして。。。
今度キャンプに行く友人にこれとテントを貸すことになっていましたが今日実験していてよかった〜。
あやうくテントの底が円形脱毛症になるところでした。
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しかし、これは実用的な「ミニロケットストーブ」といえるもので、私はたいへん評価しています。