わが宮城県「東北楽天ゴールデンイーグルス」(それにしても長い名前)が日本一になりました!スポーツテキトーオヤジの私も拍手喝采、目に涙の11月3日でした。
まさか優勝するなんて思っていませんでした。
日本シリーズ進出もまさかでしたが、いくらなんでも、あの横綱「読売巨人軍」を負かすのはちと無理だろうと思っていました。
とはいっても、試合観戦は興味津々、クライマックスシリーズから毎日テレビで見てました。
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思いがけぬ?美馬の活躍でクライマックスも日本シリーズもアレアレと思う間に白星が増えていきました。
そして最終戦の前日11月2日、期待のマー君で「もしかしたら?」というより「行けるんじゃ?」の期待に変わりました。
当日夜は珍しく仙台で飲み会。
東京から会津経由で私と同年配のFB友がやってくることになり、初生面会することになったのです。
会場は仙台の掃きだめ(うそ)いろは横丁の「なつかし屋」という(あまりきれいとは言えない)お店。
ここには当日テレビがセットされ、横目で野球観戦しながらのお食事会となったわけです。
結果は、まさか。。。まさか。。。の逆転負けでした。
エースのマー君が敗れて意気消沈して、22時の新幹線で古川へ帰りました。
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ところが翌日、美馬投手のまさかの大活躍、則本の好投、そして最後はマー君で一瞬ヒヤリとさせながらの大団円!
星野監督の優しき心、マー君日本最後の試合を勝利(セーブ)投手で米国に送り出してあげたいという計らいにグッときました。
11月3日の夜は、こういうわけで私も万歳と拍手をしてから寝床へと向かいました。
いや〜〜〜実にこのシリーズは見応えがありましたね〜。
スポーツはテキトーにしか知らず、テキトーにしか観ない私がムチュウになったここ1ー2週間でした。
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翌朝、河北新報はスポーツ新聞顔負け「楽天新報」ごときの紙面でありました。
(わかるな〜、たまにはいいよね〜)
その中で印象に残った言葉がありましたので、今日はそれを書きたくてこのテーマにしたんです。
星野監督の言葉「平幕優勝したようなものです」
その通り。だからこんなに応援したし盛り上がったんですよね。
われらの美点「判官びいき」(弱い者を応援する心)を大いに発揮できたんですよね〜。
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もうひとつは三木谷さんの言葉(記憶による意訳ですのであしからず)
「球団ができてからずっとファンは温かかった。選手がミスしても試合で負けてもよくやったとはげましてくれました」
「しかし最近はヤジも多くなってきました」
この言葉、もちろん優勝の祝い、選手・監督へのねぎらい、ファンの声援への感謝の文章の中にそっと入っていたものなんですが、私にはピピッと来ました。
私が最後に楽天戦を生観戦したのは今から3年前。(その前は今から5年前)
そのとき、近くにヤジを飛ばすオヤジがいてとても不快に思ったことを思い出したんです。
そのときはヤジオヤジはたった一人でしたが、今はもっと増えているのかな〜と。。。
勝負は勝ち負け五分と五分、努力しても勝てないときもある。
そんなときこそ励ますのがファンというものじゃありませんか。
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今度の日本シリーズは平幕優勝、川上哲治氏の霊界応援をもはねのけて横綱に勝てたのは、まず一番に選手の雑草根。
次に多くのファンが平幕「楽天関」を「判官びいき」のような温かい心で応援したからじゃないでしょうか。
私は(いつも)強いチームに応援することよりも、その反対が個人的には好きですね〜。
政治も社会も生活も、なにかつながるところがありそうな気がします。