チョウチョと花火の不思議

 真夏のサイクリング、チャリに乗ってる間は爽快! ところが降りたとたんに汗が噴出です。。。
 土曜の夕方、日曜の真っ昼間、一人暮らしの父のご飯を作りにサイクリングです。

 それぞれ往復16キロ、けっこういい運動になりました。

 この道はNHK「にっぽん縦断こころ旅」で火野正平さんが昨秋通った道です。

 3.11で寸断された箇所も九割方復旧しました。

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 自転車踏みながら、あれこれ思いついたり、疑問が生じたりしてきます。

 「夏休み子ども科学相談室」に相談したいような感じです。

 不思議のひとつはチョウチョです。

 とても強い風が吹いているときも、風に飛ばされずひらひらと自由に飛んでいます。

 空気力学上、人間の作った飛行機とかヘリコプターよりずっと高度ではないでしょうか。
 
 つい変な連想が。。。(空気力学とはまったく関係ないんですが、いい声でした)

 「あなたに抱かれて私は蝶になる♪」(森山加代子)

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 土曜の夜の帰り道、遠く古川から花火の音が聞こえました。

 この季節、毎晩近隣の市町村で花火大会があります。

 涌谷に戻ったら大きな誘致工場主催の花火大会もありました。

 毎晩のように同じ時間帯に多くの市町村で花火大会をしています。

 いったい花火職人さんたちってどれだけいるんだろうか?と不思議に思います。

 かなりの人数いないとこなせないはずです。

 ところが今まで「わたし、花火職人です」っていう人に一度も会ったことがないんですよ。

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 さらなる疑問は、いったい花火ってどこで作っているんだろう?

 近隣にも有名な花火屋さんがあるのですが、名前だけは存じていても、場所はじめ何もかも私には謎です。

 花火は一歩間違えば爆弾です。

 私の勝手な推測なんですが、もしかしたら犯罪に巻き込まれないように、花火職人さんたちはできるだけ隠れて仕事をしているのではないでしょうか。

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 花火の疑問は尽きません。

 大きな花火だと直径90センチもあるらしい。

 いったいどんな筒で打ち上げるんでしょう?

 これまで何十回となく、口をポカンと開けて高い空できらめく花火を見てきましたが、地べたの発射装置は見たことはありません。

 戦艦大和の砲弾だって46センチですから、その倍の花火の玉をどんな大砲?で打ち上げるんでしょう。不思議です。

 打ち上げた後、花火を空中で爆発させる導火線の火が保持されるのも不思議です。

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 あ、そうそう。土曜日床屋の旦那さんと花火の話をしていたら、おもしろい話を聞きました。

 旦那さんが小さい頃、花火の翌日は朝早く子どもたちで花火会場にいったそうです。

 ひとつは、お金がけっこう落ちているらしい。

 もうひとつは、花火玉にはパラシュートが付いていて、それを集めたらしいんです。

 花火の殻にパラシュート?

 初めて聞く話でびっくりしました。

 何年も、何度みても、その実態というのは知らないことばかりです。

 私だけかな〜?