ザ・シルバーズ出羽三山へ

 昨日は真夏の真っ盛り、いつものシルバーズで山形県は出羽三山の羽黒山へ行ってきました。
 先月二週間ほど入院した父ですが、出羽三山へ行きたいと言います。

 父の体調もだいぶ戻ったので、気分転換にいいかな〜と行くことにしました。

 さらにいつもの元同僚女先生二人も誘って行こうといいます。
 
 暑いので断られるかと思いきや、数日前電話したら、みんな大喜び。

 89+86+83+61歳=319歳、平均年齢80歳の4人ユニット「ザ・シルバーズ」。

 朝9時新庄経由で出羽三山へ、往復三〇〇キロの自動車旅行へ出発しました。

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 1時間走り、大崎市岩出山「あら伊達な道の駅」で小休止です。

 いつものとおり女性ホステスさんたちが美味しいものを準備してきてくれました。

 特製アイスコーヒー、メンコチャンゼリーを凍らせたもの、仙台駄菓子・・・

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 さらに1時間半ほど走った最上(もがみ)町の「ヤナ茶屋最上」で二回目の休憩。

 ここで食べたあゆの塩焼きが絶品!

 皆で旅の最後まで「旨かったね〜」と語り合いました。

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 今日は今までのシルバーズツアーでは最長距離です。

 羽黒山へあと10キロくらいの距離になってきたら、急にヒンヤリ清々しい気持ちになってきました。

 皆もそう言います。気のせいではありません。

 やはり山岳宗教修験道のメッカ出羽三山の霊気は普通ではありません。

 (霊気が冷気となって。。。な〜んて)

 午後1時20分、目的地の出羽三山は羽黒山へと着きました。

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 樹齢千年もの杉の木立をしばらく歩きます。

 途中社殿かと見間違うほどおおきい「出羽三山歴史博物館」の前を通ります。

 ここでトイレを借りたのですが、トイレはこの建物の真後ろ。

 そこにいたのは、なんと巨大なナメクジ?でした。

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 ようやく社殿へ到着。まずは手と口を清めて。

 山伏のメッカ、羽黒山はさすがにおおきく風格があります。

 山伏修行のごとき急な階段を上がって社殿へ参拝。

 十円玉2枚と五円玉1枚を「いつもニコニコ暮らせますように」とお賽銭箱へ投げ入れます。

 私は「父が早く車の運転をあきらめるように」とお祈りしました。

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 ようやくお昼ご飯。

 お店ごとに軒先にお茶を用意しての客引き合戦。

 入ったお店で食べたのは「麦切り(うどん)」

 おみやげは羽黒山特製「香りの良い線香」でした。

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 帰りもいつものように楽しく話しながら夕方六時に帰ってきました。

 (といっても難聴の父はほとんど景色鑑賞専門でしたが)

 晩飯は、ふるさとの町にある「南部家敷」という和風レストランで、女性陣からうな丼をごちそうになりました。

 ドライバーの私は皆からとても感謝され、恐縮の一語でした。

 やはりお年寄りには(いや誰にも)気分転換や親しい友人との交流が大事だな、と感じました。

 父に付き合ってくれる元同僚先生方にこそ、こちらこそ「付き合ってくれてサンキュ♪」です。

 来月は北上高原に行こうかなんて皆で語り合い、今回のシルバーズツアーは終了です。

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参考
 ザ・シルバーズ定義如来へ
 →シルバーズ今年も紅葉へ
 →ザ・シルバーズ鮎川へ
 →ザ・シルバーズ栗駒山へ