弱いからこそ負けにくい

 今日は相棒の熊さんと、昨日登った禿岳の登り口で雄大な景色を見ながらおにぎり昼食。ご高齢登山者の多いこと!その後鬼首(おにこうべ)温泉の、その名も「かむろ荘」の露天風呂で日帰り入浴をしながら四方山話をしてきました。お互いに、そしてすべての人や会社に悩みあり。いつものように結論は、へたな増殖など目指さずに「キラリと光るいい仕事」創造しようよ、それで十分お金が廻るようにしようよ、ということでした。
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 愛知県にある世界最小のプラスチック歯車の金型つくりで毎年記録更新している製造業の社長さんがかつて話していました。

 「企業がしてはだめな競争と、企業がすべき競争がある。
 してはだめな競争とは『売上』『シェア』『品揃え』の競争である。
 すべき競争とは『技術』『品質』『財務』の競争である」

 貴重な言葉だな〜と私は常々思っています。

 この会社では何に使うか目的など定めずに、毎年ナノサイズの世界最小歯車をつくる金型への技術挑戦を続けています。

 収益のための営業宣伝はいっさい不要だそうです。

 何に使うかは自分が決めるのではなく、できてから(あるいはできる前から)世界中の大学や企業が用途を考え、常にオファーがあふれ続けているそうです。

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 恐竜となって威勢を誇示するよりも、小さくても健康な生き物であったほうが自分も社員も社会も幸せですよね。

 (と思うのは自分の器の小ささの言い訳かな?)

 (→今日入った「かむろ荘」についての過去ブログです。)

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 このシリーズは脚本:私ノボ村長、絵:同級生ゴリランジェロ氏のコンビで作成しております。





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