開拓から半年過ぎました

 「みんなの独創村」は昨年の11月25日に開拓が始まりました。
早いものです。もう半年たちました。そして今少し立ち止まっています。
それはみんなの独創村にも震災が及び、さらに村のすぐそばに原発があることがわかったからです。
 といっても現実世界の話ではないのですが、私やまだ数少ない仲間たちにとっては意識から離れない重大な問題となってしまっています。
村の目的は「みんなの独創村」憲章に載せたとおり「大切なものを生み出し育むバーチャル地域社会の創造」ということなんですが、その村自体が禍々(まがまが)しきものの上に成り立っていたということを知り、今までの無知にじくじたる気持ちとなっているのです。どんなよいことをしようと思っても、その基盤がよくないもの、危険なものであったらなんの意義があるでしょう。まるで暴力団が経営する慈善施設のようなものです。

 引き合いに出すのは恐縮ですが、ソフトバンクの孫さんも同じように感じたと思うんです。彼は、原発関連で自らが出演した映像で繰り返し述べていました。「私は無知でした」と。そして、彼の偉大な力量を「脱原発」に発揮し、今、国や世論を動かしはじめています。

 ということで、私や仲間たちもどうすべきかと考え、立ち止まっているわけです。そして今思っているのはこんなことです。根源的なことへの無知、無関心がいちばんの罪でした。これからはまず自分頭で調べよう、考えよう、発信しよう。自分たちの特徴を活かして。

 大変小さいことではありますが、この小さなブログ開設も、その行動の一つと思っています。私の特徴をどう活かすか?それは根源的な問題の根源を調べよう、考えよう、発信しよう、ということを考えています。
今まで読んだ本のなかから、助けになりそうなものをもういちど読み直し、考えていきたいと思っています。遠まわりかもしれないが私の力量とできる範囲で継続していけばいいのだと思っています。