「みんなの独創村」満一歳

 なぜ「ノボ村長」なのか?それは私が『みんなの独創村』の村長だからなんです。その村が先日開村一周年を迎えました。
 『みんなの独創村』はネット上のバーチャル・ヴィレッジ です。

 一年間の反省をここでまとめ、次なる計画を、このブログを書きながら構想してみようと思っています。

 あ!そうそう、『みんなの独創村』のコンセプトってこんな感じです。このコンセプトが、というよりこれだけが、今のところこの村の「財産」という感じです。

開拓の始まり
みんなの独創村って何?

コンセプトを短くわかりやすくまとめたのがこちらです。

みんなの独創村憲章
独創村の詩

 近い将来この村をリアル独創村に発展させていこうと思っています。(今はシミュレーション・ヴィレッジといえるかな?)

 さて、反省を川柳形式でやってみます。

「黒船に みんな乗り換えた 田舎の小舟」

 黒船というのは「facebook」のことです。その拡張のスピード!フレキシブルで簡単な操作性と表現力。

 多くの人々や会社が、今までのHPやら交流サイトから急きょ乗り換え中です。

 もちろんfacebookでは実現がむずかしい独自の要素が強いものは別ですが、それでも相乗りはみんな考えています。

 『みんなの独創村』は遠くにあって行くのがしんどい。どうやって入っていいかわかりにくい。、なにやってんのかよくわからない。結局やってるのが殆ど私ひとりの「独走村」になっています。。。ま〜最初はこんなもんでしょう、とかってに自分を慰めていますが。

「誰も乗らない 田舎の小舟 船頭ひとり思案中」

 ということで存在意義の再確認、facebookとの連携などについて再構想が必要な感じです。何事も反省から。

 それでは第二段階独創村構想についてです。

「黒船の 港にしよう 独創村を」

 黒船は日本中、世界中をつないでいます。船は毎日毎日つくられて多数の黒船がネット世界で航海しています。

 だけど、船はやはり船、中身を詰め込んだり、積み荷を保管したりする「港」がいります。それに船の中でいろんな人とあれこれ知り合っても、そこから何かを生み出すには「陸地」が必要です。

 「みんなの独創村」をその「港」や「陸地」にしてみたいなと思っています。それも魅力的で船乗りがぜひ接岸したいような。できれば参加する一人ひとりそれぞれの港をつくりたい。

「独創村で 時間の軸を 横向きに」

 facebookもブログもみんな時間の風にさらされて、過去のコンテンツはあっというまに忘却の彼方へと去っていきます。そこからなにかを生み出そうとしても、今吹いている風に乗ってるものしか見えないので大きなことは困難です。

 これじゃ時間の縦軸にみんなしばられっぱなしです。『みんなの独創村』ではコンテンツの構成を工夫して、時間の軸をググッと横向きに変えてみたいなと思います。

「無理のない仕事、無理のない人生、無理のない社会」

 サイトの運営が難しかったり、盛る内容が凝りすぎていたり、やり方がひとりよがりだったり、そんなことが多かったら「無理」がきて続きません。シンプルで更新がとても楽、そのくせ新鮮で役に立つ。そんなサイトにしていきたいなと思っています。いや、本業の仕事だってそうですよ。

「忘れない 3.11 悲しみとまごころ」

 被災地でもあるここ三陸、そして長い苦しみが続くであろう福島、『みんなの独創村』の活動を通して、新しい希望の芽を開花させていきたい。「共創」で末永い支援を続けて生きたい。

「独創村で 創ってみたい 主役だけの舞台」 

 独創村には一人ひとりの家を増やしていきます。それは一人ひとりのコンテンツの集積場、展示場、実験場を作っていくということです。

「リアルの前 地図を描いて 体験しよう」
 
 ネットは、バーチャルは、リアルがあっての脇役者。リアルをどう創る?どんなことができそう?どんな例がある? 

 こんなことを村で日々試行錯誤の実験やら、情報探索やら・・・これが一番楽しいんだろうな、たぶん。自分たちで家を作ったりするように。

 ゆっくりですが、あれこれ、さまざま、あっちこっち変化させていきたいと思っています。村創りって到着点がないし、いつまでって期限もないから楽しいんですよね。

 人生も社会も本当はそうできるといいんでしょうね。まずはできることから、そんなやり方に変えていきましょうよ。