朝刊を狭いお部屋で10分間。出勤前の貴重な勉強時間です。今日の記事にはお笑い芸人の風刺の効いた時事コントが。思わず笑っちゃいました!
福本ヒデさん(社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」メンバー)のお笑い話です。
野田佳彦首相のマネをして披露している消費税ネタは、こんなのです。
「2014年4月に税率8%にします。皆さんも思うように、計算が難しい。1500円のものはいくらですか? すぐに出ないでしょう。だから15年10月に10%に上げるんです」
「国民に目が向いていないというけれど、物事には順番があります。『社会保障と税の一体改革』。実現に向け協力が必要なのは、イチに財務省、ニに大企業、次にどじょう、国民。この順番なんです」
「まず14年4月に消費税が8%になります。安心して下さい。私は明らかに総理じゃありませんから。安心して下さい。民主党もないかもしれません」
私もあれこれ作りたくなってきました。野田総理が話しているとイメージしてお読みください。
「消費税上げなきゃ国がつぶれます。怖いですよ〜。電気と同じなんです。電気をいっぱいつくらないと生活が貧しくなります。江戸時代に戻ってろうそくで暮らすんですか?みなさんは。」
逆ギレしてこんなふうに言うかも?
「あの〜消費税を上げると景気が悪くなるっておっしゃいますけど、それがどうしたというんです?景気を悪くして無駄使いをやめて無駄な電気を使わないようにと、私は必死で考えてるんですが。。(実は私は隠れ脱原発派なんですよ。なにせ泥に隠れるどじょうですからね)」
おかまっぽく、しなをつくって話すとか?
「私たち政治家は昔も今も変わっていません。『おめかけ』なんです。大旦那にそっぽ向かれちゃ、あちきらの暮らしは成り立たないのでありんす。。大旦那は。。。言わせるんですか?知ってるくせに。そう、大企業でありんす。輸出した分の消費税は全部大旦那に戻ってくるんですよ。今の戻りが100億なら10%にしたら200億ですよ。私たちの恩返しなんです。あんたら、おめかけの執念を馬鹿にしちゃあかんぞね」
ビアスの『悪魔の辞典』(筒井康隆訳)にはこんなふうに書かれています。
POLITICS【政治】名詞
主義主張の仮面をかぶった利害のぶつかりあい。私利私欲のためになされる公の行為