真心なのか真心口調なのか?

 昨日はアカギレのような一日でした。特にひどかったのは老父の携帯電話修理・交換問答のときでした。

 (似て非なる物)

 修行と思って日々書き連ねているこのヘボブログ。

 公開日記なのだから、希望的あれこれを書かねばと思いつつ、時々愚痴を書きたくなる日もあります。。。(スミマセン)

 昨日は、私が理事を務めるあるNPOの会議でヒリヒリさせるような発言・提案をしたせいか、その後何発か逆にヒリヒリさせられる目に遭いました。

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 一人暮らしの89歳の老父から、携帯電話がおかしいので見てくれと連絡があったので、夕方実家に寄りました。

 見れば液晶が真っ暗。なにせ携帯は命のホットライン、急いで修理せねばなりません。

 もういちど古川へトンボ帰りして携帯ショップへ行きました。

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 携帯ショップで確認したら保険が有効とのことでさっそく補償センターやらに連絡してもらいました。

 そこまでは順調でした。

 ところが補償センターでは本人じゃないとだめというんです。

 老父は実家にいるし、さらに難聴だし質問にも満足に答えられない旨を話して代理を申し出ました。

 携帯ショップの窓口のお姉さんがセンターに対応すること約30分!

 結局ダメでした。しかし実家で老父が電話をし途中から私が変わればokと言われ、またしても逆トンボ帰りです。

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 さて実家に着いて、補償センターやらに電話をしたら音声ガイダンスとかがでて、その後人間につながりました。(音声ガイダンス自体老人は無理)

 店舗で話されたとおり、本人確認を済ませた後、途中で私に替わったんですが、なんと本人が最後まで話さないとダメというんです。

 私はぶち切れました!ところが電話の姉ちゃんは丁寧な声ながら聞く耳を持ちません。

 しょうがなく老父に替わりましたが、案の定まったく理解できず、で本人もいらだってきました。

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 私は電話口で叫びました。

 「これ以上老人をいじめるな!」

 「本人確認して、本人が代わりに応答を許可しているのになぜだめなんだ!」

 「お前はロボットか?上司を出せ!」

 そうしたら言われたとおり上司に相談しますと、店の時から数えて三回目の保留となりました。

 その結果、「やはりだめです。名義変更をしていただかないと。。。」うんぬん。

 私は「ふざけんな!消費者生活センターに話す、上司を出せ!」とぶち切れました。

 四回目の保留の後、「今回だけ特別に許可するそうです」とようやく進展しました。

 (なにを偉そうに!)

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 いったいどうなってるんでしょう。

 この過剰防衛的規則、慇懃無礼な女性ロボット、顔を見せないロボット上司。

 目的は本人確認であり、本人の委任確認です。

 その目的さえ達成できれば、電話対応した女性も私が代わりに応答することを許可できるはずです。

 この女性も上司とやらも「自己保身」のしすぎです。

 声だけは終始丁寧なのでなおさら頭に来ます。

 最近、会社の電話システム変更時の大チョンボやら、自宅の光回線工事の手続き混乱やら、この元官庁巨大電話企業のヘボは異常なくらい増えています。

 なにか、構造というか組織体制に遠因があるような気もします。

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 さて、携帯電話は老人とその家族にとって「命のホットライン」なんです。

 だからブランクが生じないようにと急いで処理したいわけです。

 それともうひとつ、年寄りは今まで使っていた機器しか使えないんです。

 新しくなると、どんな簡単な変更でも対応できなくなるんです。

 そのため、同じ機種に換えてくれるというこの補償サービスに頼ったわけです。

 携帯ショップで代替機を貸してはくれましたが、充電スタンドはなしでした。

 案の定、老父は充電ケーブルのコネクターをうまく差せず、結局充電しないで節約して使うことにしました。

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 世の中も私も「真心」が大事と叫んでいますが、実は世の中には二つあることに気づきました。

 「真心」「真心口調」です。

 似て非なる物とはこのことでしょうか?

 同じように、世の中は「つながる」とか「つなぐ」が大流行です。

 これにも二種類あるようです。

 「つながる」「つながれている」です

 勘違いしている連中は多いんじゃないのかな〜

 身をもって知らされた、ヒリヒリする昨日でした。 

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