New!みんなの独創村

 ネットっていいもんですね〜〜。かってに村をつくって、かってに村長を名乗れるんですから。私が村長の「みんなの独創村」がリニューアルしました!

  →Newみんなの独創村はこちら

 10年ほど前になるでしょうか? 財政負担を減らしたい国の音頭取りで地方の市町村合併が一気に進みました。

 人口がとても少ない村や町も、そのせいでみんな「なんとか市」。。。

 今や「村」というのは実に希少価値です。

 でも「村」ってなんかあこがれる響きがありますよね。

 「ちろりん村」とか「リンゴ村」とか。

 (「村八分」とかはいやですけどね)

 自然豊かな感じだし、村役場なんかも小さくて親しみやすそうな気がします。

 反対に町、市、県、国と広域になるにつれて、役所も巨大なものになり、まるで役所とか政治家とかが領主で私たちが領民みたいな錯覚を起こしてしまいそうです。

 (いやもう国レベルでは多くの人たちが錯覚していますね。。。)

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 さて、3年前に「みんなの独創村」を開拓してみようと思い立ちました。

 きっかけはやはり「リーマンショック」ですね。

 行きすぎたマネー経済のせいで、私たちがほとんどの時間を過ごしている大切な「しごと」の価値がとても劣化してきた気がしました。

 自分自身、なんかいたたまれなくなり、なにかしなければ恥ずかしいと思ったんです。

 てっとりばやくまずはネットでやってみよう、そこから少しづつリアルでもやってみようと思ったのです。

  →開拓の始まり

 デザイナーの仲間と一緒にサイトをつくってチョボチョボやってきました。

  →独創村って何?

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 パソコンってのは毎日触っているせいか、だんだん一心同体に近づいてくるようです。

 そのいい例が漢字変換です。

 「どくそうむら」と入力すると「独走村」とでてきます。いや「毒素村」なんて変換もたまにありました。

 正直ですね〜〜

 まさに3年間、ほぼ9割方私一人で投稿してきました。

 だから「独走村」です。

 3.11以来、原発問題に憤りました。

 わが「みんなの独創村」にも放射能の影響が及び、まるで「毒素村」になりそうでした。

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 投稿には悩みました。

 一応普通の仕事(会社経営)もしています。

 自分の修行として、1000本に至るまで休日を除く毎日「ノボ村長の開拓日誌」というブログを書き続けようと決め実行していました。

 今日で624話目になります。

 けっこうこれだけで大変ですから、改めて何かを書くということはとても難儀でした。

 ところがブログを書いていてとても空しくなることがあり、逆にそれがあるヒントを私に与えてくれたのでした。

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 その空しさとは、一度書いたブログは次の日になると風が吹き去っていくように価値も吹き去って行くということでした。

 時間の賞味期限に左右される記事もありますが、そうでない記事もあります。

 偶然自分が過去に書いたブログを読み返すことがあります。

 そのとき、まるで別な人から別な見方を教わったようなそんな気持ちになることもあるのです。

 それがヒントになりました。

 「みんなの独創村」の記事に過去のブログを大いに利用しよう、過去は決して価値が低いわけじゃない、時間の錆びに侵されない記事を再掲しよう!と。

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 ですから、ブログを読まれている方は「あれ?いつかどこかで読んだ気が?」と思う方もいるはずです。

 それでいいのだと思うんです。

 時間に価値を奪われることこそおかしいことであって、リサイクルはコンテンツ(記事)を活かし続けるためにとても良いことだと思うのです。

 もちろん、リサイクルだけではないし、今後は私の独走だけではなくて仲間もたくさん投稿してくれます。

 いろんな企画も実現し始めました。

 その第一弾がこれ。
 

 
  →Web絵本「ヒロさんの夢」

  →きっかけは「絵本を創る夢」

 実際に絵本も出版したいと考えています。

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 「ノボ村長の開拓日誌」「あったかギャラリー」「みんなの独創村」これらの円環、相互シェアで、バーチャルから価値あるリアルを生み出していきたいと思っているんです。

 さらにその円環には、仲間やユーザーのブログやサイトも組み込んでいき、内部を糸でつないだ(もとは土塊のような)貴重なダイヤのブレスレットにしていきたいなと思っています。

 あ、それとfacebookなんかも大いに活用ですね。

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 その円環のひとつとして、昨日、会社で発行している三種類のメルマガのひとつでも紹介しました。

  →レッツ通信2013/9/25号

 なぜ仕事の場に暮らしやパーソナルに関することを?

 それはとても大切な私たちそれぞれの仕事に、もっともっと「あったかさ」や「アート」や「人間性」とかが増えていけばいいな〜と思っているからなんです。

 仕事もプライバシーもあまり関係なく、これらのコンテンツが人と人とを結び、善き円環になっていけばいいな〜、と思っているんです。

 さ〜〜、いよいよ活動のほうも「独走村」から「独創村」へのリニューアルです。