ザ・シルバーズ定義如来へ

 89+85+83+60歳=317歳、平均年齢79歳の4人ユニット「ザ・シルバーズ」。うららかな春の昨日、宮城県「定義如来」へドライブに行きました。
 今日は遠くに住む娘や親戚へのブログレターです。

 半年ぶりに、父と元同僚女先生たちと私の4人「ザ・シルバーズ」でドライブに行ってきました。

 行き先は宮城県と山形県の県境に近い、平家の武将をまつる寺社「定義如来」です。

 「定義」は「じょうぎ」とよぶのが正式ですが、一般的には「じょうげ」とよばれています。

 正月に父と二人で来て以来、今年二回目の訪問です。
 
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 いつものように元女先生たちは遠足気分。

 車で10分も走った頃、最初のおやつ「最中」が後ろから渡されます。

 多少危険ながらも片手で口に運びながら運転、ところが最中の皮はパラパラとこぼれやすい。。。

 たまらず、路肩に止めて残りを食べました。

 すかさず今度は「ゆで玉子」がやってきます。

 「遠足の時は必ずゆで玉子だったよね〜」とか解説が入ります。

 道中、私のナビゲーターであり、助手をしてもらっている助手席の父が玉子の殻をむいて私によこします。

 やはり路肩に止めてムシャムシャ食べます。

 (あ〜〜、たしかに遠足ではゆで玉子、バナナ、缶ジュース、新聞紙で包んだおむすびだったよな〜)

 休む間もなく「塩まんじゅう」とポットに入れてきたコーヒーがまわってきます。

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 車がほとんど走らない裏道を走りました。
 
 途中休憩は「七北田ダム」

 私の思い出の山「船形山」を遠くにのぞみ、記念撮影をしました。

  →山の優劣

 それにしても父はいつも同じ服。。。

 いくら新しい服を買ってあげても無駄ですね〜。

 年寄りというのは貧乏な時代に育ったので「よそ行き」はよっぽどでないと着ないのです。

 かくいう私も家族の記念写真を見ると10年前から同じなので、何をか言わんや、というところですが。

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 10時に出発して2時間、ちょうど12時に「定義如来」到着しました。

 平日なのにけっこう参拝客が多いのにはびっくりしました。

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 昼食はいつもの「スナック食堂・マルカン商店」

 おなじみのカナちゃんが今日も元気で働いています。

 父はこの娘に会うのが毎回楽しみのようです。

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 カナちゃんに(特別)お給仕をしてもらい昼食です。

 皆元気の秘訣は「旺盛な食欲」に違いありません。

 感心するのは、この方々みんな、どんな料理にも必ず「おいしいね」と言うことです。

 食べ物には決して文句を言いません。

 食べ物に不自由した世代であり、その大切さを身にしみて感じて育ったからなのでしょう。

 私も見習わなければと思います。

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 この後境内のお店を見物、買い物して帰路につきました。

 道中、料理好き、食べるのが趣味の女先生にあれこれ料理のお話を聞きながらの運転です。

 一人暮らしの父の食事を支える(永遠の)「試行錯誤料理人」である私にとっては、ありがたき学びの場でもあります。

 (まともなおかずを食べたい父にとってこそありがたいことでしょうが。。。)

 今回のテーマは、どういうわけか「酒粕」の使い方。

 日本古来の発酵食品、とくに「酒粕」は健康にとてもいいと聞いていましたので参考になりました。

 とはいえ、まだまだ「酒」そのものがいいな〜と思う私でした。

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 帰路、今度もナビのルート案内にだまされて、なんと泉が岳のふもとに行ってしまいました!

 この前は別なところへ案内されたので帰路はいつもキツネに化かされるような気がします。

 (単に方向音痴だろう。。。)

 15時30分無事帰宅。

 みんな今度の旅行が楽しみです。

 でも一番楽しみにしているのは、もしかしてドライバーの私かも。

参考
 →シルバーズ今年も紅葉へ
 →ザ・シルバーズ鮎川へ
 →ザ・シルバーズ栗駒山へ