背広姿でプチ登山 その2

 先週初めに続き今週初めにも来ました、宮城県に超快晴! 会社仕事を早めに終えて今日は禿岳(かむろだけ)プチ登山第二回目に挑戦です。わが愛し(痛し?)の股関節、今日はどこまで我慢してくれるやら?

 先週月曜日にスイッチが入った登山魂、いよいよ本格的挑戦に入ります。(大げさな。。。)

  (前回の話はこちらで →背広姿でプチ登山

 最後の山登りは今から24年前、40歳の時色麻コースから登った船形山です。

 今日の山、禿岳を最後に登ったのはたぶん42年前くらいです。

 股関節が悪くほぼ身障者の私が、1261メートルの頂上に挑戦するなど無謀と思わない人はいないでしょう。(ですから家族には内緒です)

 しかし、様々な筋肉をほどほどに分散して使うためか、私にとって山は平地を歩くよりもはるかに楽なのです。

 とはいえ、山は決して侮れません。

 いったい、いつか頂上まで行ける可能性があるのか、今日はその自己試験です。

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 おにぎり2個と250ccのお茶ペットボトルを買って宮城県大崎市鬼首(おにこうべ)へ。

 出発点の花立峠へ着きました。


 12時30分、今日も背広姿で出発です。(ワクワク)

 登り初めはすばらしい眺望です。

 ところがすぐに根っこがゴツゴツ、石ころゴロゴロの登山道が延々と続くことになります。

 「山をなめんじゃね〜ぞ!」と禿岳が私を諭しているようです。


 さて、本日途中で出会った登山者は70歳くらいの女性ただ一人でした。

 登山客が多いと互いに挨拶や道譲りで忙しくなるものですが、平日、東北のマイナーな山はそのへん楽でいいのはありがたいことです。

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 今日は新しい靴を履いてきました。

 ミズノのウオーキングシューズですが、ゴアテックスで蒸れないのはとてもありがたいことでした。

 この靴、登頂を目指し、先週の水曜日に仙台のいきつけの靴屋さんで買った物です。

 実はこの店、靴のインソール(中敷き)をカスタマイズしてくれます。

  →ふらっと

 私が履いているすべての靴には、この店でつくったインソールが入っています。

 これがないと、体のバランスがおかしくなり全身に痛みが生じます。

 一組(2足)12000円ほどかかりますが、靴の減りが均等になりとても長持ちするのでかえってお得です。

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 12時30分出発13時20分、50分かかって3合目に着きました。。。

 今日はここまでにします。

 私にとって、下りは上りよりはるかに大変!

 両手に握ったノルディックポールで四つ足の如く慎重に足を運び、なんと登り口付近の眺望良き地点に到着するまで約1時間。

 ここで背広をぬぎ、汗を乾かし、眺望を楽しみながら遅い昼食です。

(ガラケーの自撮りなので、眼鏡を外していたのを忘れていました。。。)

 私と同年配の女性が風景写真をとっていましたが、30分ほどあれこれ世間話を楽しみました。

 15時、今日の挑戦が終わり、帰路です。

 帰ってから3合目の位置を調べれば、なんと頂上まで遠いことか!

 一般的な登山者なら頂上まで片道1時間半くらいですが、私の場合は最低でも2時間半くらいはかかりそうです。
 
 往復5時間(以上)、この負荷に耐えられるか?

 今後も自己試験は続きますが、無理して頂上をめざさないという方針なので気楽に楽しめます。

 自然のおかげで、私の更年期障害?みたいなのも癒やされていくような気がします。