自転車と折り紙

 愛車ブロンプトン号とともに自転車通勤のスタートです!昨日、今日と気持ちのいいサイクリングを楽しんでいますが、実は金曜日からのはずであったのです。
 起床時間と体力を考慮して、自宅から実家のある中間地点までは車で行き、そこから8キロの道のりをブロ号にまたがって会社までサイクリングです。

 超芸術的折りたたみ自転車ブロンプトンならではの、自動車移動と組み合わせた手軽なハイブリッド?サイクリングです。

 こんなふうに車に積んでいき、中間地点の公園に駐車して自転車をおろします。

 たたんだ自転車は12キロ、楽に積みおろしできます。

 十数秒で組み立て完了! スタンドのないブロンプトンならではの「ワンコ座り」です。

 私の走る道は主に土手のサイクリング道路なんですが、今の季節は鳥たちの楽園で、虫を探して低空飛行する雀やツバメやほか名前がわからない鳥たちと一緒に走ったりします。実にステキなサイクリングです!

 ところが3.11震災後の補修工事がまだ完了していないため、あちこちで工事中の途中下車があります。

 そんなときは、土手下の一般道を走り、また適当なところで土手道に戻ります。

 そんなこんなでだいたい会社まで40分くらいかかります。

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 さて、本来なら先週金曜日からこのサイクリング通勤を始める予定でしたが、お笑いアクシデントがあって延びてしまいました。

 実はこの自転車、宅急便で送られたため、どうにも折りたたみや組み立てがうまくできませんでした。

 それでも金曜日の朝はなんとか(偶然に)折りたためて、車に積んで公園まで行きました。

 ところが。。。どうにも組み立て方がわからなくなってしまいました。

 そのため、再び積んで会社へ直行。

 その日のうちに、用事を作って仙台の販売店へ行き実地に練習させてもらいました。

 工夫のすばらしい自転車だけに、折りたたみ、組み立て方にも一工夫が必要です。

 慣れてしまえば、驚異の十数秒というスピードでできる超優れものなんですが、ブキッチョオヤジには最初チンプンカンプンでした。

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 この話を女房にしたらこんな話が返ってきました。

「それって、折り紙みたいなやり方じゃない?」

 女房は最近「折り紙」にこっていて、東京にまで研修に行くほどの熱の入れようです。

 私も、その研修会の資料を盗み見たんですが、なるほど!と思いました。

 折り紙の原理は、宇宙船にも応用されているのですね〜〜〜!

 「ソーラーセイル」とか「レンズアンテナ」とか、みな小さく折りたたんで搭載され、宇宙で自動展開されるんだそうです。

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 日本では折り紙が伝統文化になっています。

 その技術をもっともっといろんな機械や道具に生かせば、ブロンプトンのような優れた製品がいっぱいできることでしょう。

 コワモテの優越主義、排外主義よりも、そんな工夫や技術を誇る「ナショナリズム」だったら、どんなに人を笑顔にすることでしょう。

 あ、そうそう、「折り紙みたいな家」もサイトで発見したんですが、このネタだけで結構書けそうなので、近日中に別ブログで紹介します!