昨日は久しぶりに自転車通勤をしました。道中、真夏だというのに十羽ほどの白鳥が川辺で日向ぼっこをしている光景と出会いました。いったいどうして?
いくら季節感がなくなったとはいえ、もし真冬に蝉が鳴いたとしたら奇っ怪に感じることでしょう。
同じように、真夏のギラギラした晴天に白鳥が日向ぼっこ?をしているのを見たらどうでしょう?
昨日、土手道を愛車(自転車)ブロンプトン号で出勤中、のんびり日光浴の白鳥たちを見ました。
暑くないのかなー? もう慣れてしまったのかな〜?
よ〜く見ると、けがをしている白鳥が一羽いました。
どうも足がぐんにゃり曲がっているようです。
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その日の夕方同じ道を通ったら、同じようにしてすべての鳥たちがまだいました。
川辺の草(虫?)を食んでいました。
私は確信しました。
この白鳥たちは、きっと家族に違いないと。
それは、いつぞやの父の話を思い出したからでした。
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数ヶ月前、川面に浮かぶ白鳥を見て、私の老父に「はぐれ白鳥」のことを話したことがあります。
そうしたら、こんなことを話してくれました。
「ケガをしてシベリアに戻れない白鳥もいる。その白鳥と一緒に残る白鳥もいるようだ」
さすが年の功です。あれこれ自然のことには詳しいものです。
それにしても身につまされました。。。
鳥たちにも「助け合い」があるんだな〜〜と。
きのう見た白鳥たちの顔が慈愛深く感じられてきました。