世の中がきな臭くなると必ずマスコミに登場する人々がいます。あ〜〜また出てきたよ。。。
(北斎漫画より)
『詩集ノボノボ』より
値切りと漫才の世界
おばちゃんたちの値切りわざ
どこの国でもよく見る光景
たくましいな〜
まるで なにわの漫才だ
漫才といえば
ボケとツッコミ
思えば世の中 すべて正と反
男と女 陰と陽 凹に凸 空に海
ボケとボケでは眠くなるお互いツッコミ同士なら
毎日喧嘩のしっぱなし
ボケとツッコミ 二つ合わせて
丸くなる
人間関係だけかと思ったら
国際関係まで 同じよう
値切りを予測し ふっかける
世間の値切りと違うのは
どっちもふっかけぱなしで
いつも一触即発
全然商売になりましぇ〜ん
まずは大きくぶちかます
ミサイル、原爆、火の海だ!
値切られ相手のこっちの国も
なにくそ まけちゃいられない
なめるんじゃないぜ!
おいらのほうが強力さ
いつのまにか
値切りが値上げに様変わり
漫才も夫婦も友達も
ボケとツッコミならば うまくいく
そうでないのが国同士
どっちも いつでも
ツッコミだけしかしたがらない
これが男と女なら
子どもは決して生まれない
世の中は
矛と盾があって ちょうどいい
押したり引いたり
どっちもどっちが あたりまえ
勝ち負けなんかを決めたなら
きっとどっちも おしまいなのさ
相方がいないなら
値切りも漫才も 成り立たぬ
人間社会も お国どうしもしょせんやってることはみな同じ
延々と何千年も続く 値切りの漫才
だから ほどほどにしよう
あまりに危ないものを持つことは
持たずに値切ること考えよう
それが 大人の知恵、
いや庶民の知恵、
いや歴史の知恵って
いうもんじゃないのかな〜〜