詩人さだまさし

 歌手というより「詩人」だったんですね。私と同世代のさだまさしさんは。今さらですがよくわかりました。
 今朝、テレビで『さど×まさし題名のある音楽会』を見ました。

 指揮者佐渡裕さんと歌手さだまさしさんが、歌で復興を支援しようと企画された番組です。

 全国から選抜された小3から高3までの子供たちで構成されたオーケストラ楽団「Super kids」をバックに、さだまさしさんの持ち歌からクラシックの名曲まで、さまざまとりまぜた聞き応えのある演奏会でした。

 さだまさしさんが歌う画面には曲の歌詞が大きく出ていました。

 今さらなんですが、彼の歌は実にいい「詩」であったんだな〜と心底感じました。(いい歳のくせして、今さら純情ぶってどうすんの。とひやかされそうですが・・・)

「いのちの理由」

(ネットで歌詞の検索をお願いします)


 この「詩」(「詞」ではない)の初段にとても感銘しました。

 私たちは「生まれた」のではない。「生まれてきた」のだ。「自分以外の誰かのために」 そして「自分自身のために」・・・

 私は半年前から、このようなつたないブログを、腕まくりをしながら、あちゃこちゃ行き先を間違う三本指打法で書き続けています。自分自身の振り返りと文章修行のつもりで。

 そんな経験を積んだから感じたことかもしれません。今まで見過ごしていたことが、すこしづつキラット輝いて目に入ることが多くなりました。

 さだまさしさんの曲を「詩」として味わうと、キラキラとすばらしい言葉がたくさんあふれています。

 今まではメロディーがめそめそした感じだな〜と、あまり好きではなったんですが、これからは「詩人さだまさし」の「詩」を味わっていきたいな〜と、つよく思いました。