窓辺の独り酒場。昨夕味わった宮城の地酒は世界水準!なんと「伯楽星」はFIFAワールドカップ日本代表なんですよ。
わが宮城県、驚くべき美味しさの地酒がいっぱいです。
特にわたしが大好きなのはこの三種類。
日曜日、行きつけの酒屋さんから買ってききました
今宵の窓辺の独り酒場は三役そろい踏みです!
左から石巻部屋「日高見」、大崎部屋「伯楽星」、栗原部屋「綿屋」
宮城といっても地形はさまざまです。
なんと「日高見」は海、「伯楽星」は平野、「綿屋」は山、三者三様の生まれです。
どのお酒も共通しているのは端麗辛口のスッキリ系というところです。
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さて、このうち「伯楽星」は究極の「食中酒」というコンセプトのもとにつくられたお酒で、白ワインのような感じです。
とってもフルーティーなんです。特別純米、吟醸、大吟醸で若干香りが異なりますが、バニラやバナナの香りがすると言う人が多いんです。
このお酒のコンセプトと上品な味わいは欧米の方々に評判となりました。
その評判ゆえか、JALのファーストクラス御用達でもあります。
3.11の震災では蔵が壊滅に近い状態になったのですが、ヨーロッパから多くのファンがボランティアにきてくれました。
今では宮城県南の川崎に「川崎蔵」を新設し、写真のお酒もそこで醸造されたものです。
さらに私が行きつけのこの酒屋さんと伯楽星の酒造元の社長さんたちは共同で心身障害者の方の酒造関連施設をつくるらしいんです。
それを記事にした新聞の切り抜きがお店にはってありました。
「良き酒は良き心から」でしょうか。
ここで気づいていただきたいのが、瓶のかたちとラベルです。
瓶はまるでワインのようです。
ラベルも欧風ですが、そこにはこんなロゴがあるじゃないですか!
FIFA WORLD CUP Brasil
そう、この日本酒はあと一ヶ月後に迫ったワールドカップ日本代表なんです。
宮城県ゆかりの香川選手、今野選手と一緒にこのお酒もブラジルへ行くんです!
なのでこの瓶も今だけの限定品です。
期間中はこのお酒を飲みながら観戦ですね!
ということで、窓辺の独り酒場は楽しみが尽きません。
窓の外には、あっという間にワヤワヤと葉っぱを広げたジャガイモくん、まだまだ小学生のキュウリ、セロリ、ししとう、ミニトマトくんたち。
毎日子どもの成長を見守りながら、鳥の声を聞いてきこしめすお酒は「天国」です。
そう、あの迷曲「帰ってきたヨッパライ」の天国です。
「天国いいとこ一度はおいで、酒は旨いし、ねえちゃんはきれいだ♪」
ねえちゃんのかわりに野菜と鳥たちですけどね。。。(あ〜〜焼き鳥食いたい)