死ぬこと以外かすり傷

 とても役に立つ呪文を教えていただきました。「死ぬこと以外かすり傷」。なるほどそうだよな〜。

 私の友人兼保険アドバイザーのMさんときのうお話ししました。

 彼は「アンガー・マネジメント」の講師もされています。

 いいお話を聞きました。

・・・・・・・・

 それは「6秒ルール」

 怒りを鎮めるにはたった「6秒間」我慢すればいいらしいんです。

 でも6秒間って間合いをつかむのがけっこう大変です。

 そんな時に、この珠玉の呪文が役に立つらしい。

 「死ぬこと以外かすり傷」

・・・・・・・・

 最近、所さんのテレビ番組で、沖縄のおばあが語ってネットでもけっこう評判になったらしいんです。

 しかし調べてみると、元祖が別にいるらしい。

  →『死ぬ事以外は かすり傷』は誰の言葉ですか?...

  →山崎拓巳の名言 第2集

・・・・・・・・

 さて、保険の打ち合わせでいらしたMさん。
 
 いつのまにやら、いつものパターン、私の愚痴の聞き役で昨日もご迷惑をおかけいたしました。

 さすがに「アンガー・マネジメント」の講師をされるだけあって、とっても聞き上手です。

 それに甘えて二時間。。。あれやこれやブログ10話分くらいの愚痴を聞いていただきました。

・・・・・・・・

 穏やかなMさんでも「身近な人にはアンガーを我慢しにくいんです」と悩みを隠さず語ってくれました。

 そんな彼が自らの怒りを鎮めるために考案したのが、

 「6秒ルール」とこの呪文「死ぬこと以外かすり傷」を合体させることでした。

 「この呪文を唱えると、ちょうど6秒になるんです!」

 私も実験してみました。

 なるほど、普通に唱えると6秒です!

・・・・・・・・

 それにしても思うのは、みんな同じように日々「アンガー(怒り)」に悩んでいるのだな〜ということです。

 私なんかも、政治経済社会問題のあれこれ、つまり原発やら右旋回やらに怒り続けの毎日です。

 今では怒りを通り越してほぼ絶望。。。拷問に耐え続けているような感じですが。(おおげさ?)

 そんな高尚なアンガーとは別に、家庭においても「さもないこと」に怒りが生じ、感情がゆらぐ日々でもあります。

 「トイレの便座をなぜ閉じない」

 「クローゼットの片方の扉がなぜいつも開いている」

 「どうして洗濯ばさみがいつも吹っ飛んでいる」

 考えてみれば、どうでもいいことで常に心がヒリヒリしてるんです。

 言えば反撃に遭い、それこそ全治一週間の喧嘩になるのがオチですからね〜。

 だから一番の幸せ者って「ズボラ族」かな、なんて思えたりもします。

 な〜〜んにも気にしない、気にならないですから。

・・・・・・・・

 そういうことで、今日からさっそくこの「6秒ルール」を試してみようと思っています。

 ま〜〜、我慢ばっかしだけでは流されっぱなしで、良くない面はあると思います。

 ですけど、まずは自らを救うのが先決って感じですね。

・・・・・・・・

 Mさんと話をしながら、「そういえば俺にも何かあったな」と思い出しました。

 「人に傷つけられるより、人を傷つける苦しみのほうがはるかに大きい」

 昔、私にはそういう経験、つまり意図せぬ言葉で人を傷つけてしまったことがあって、いまだに心のトゲになっているんです。

 その苦しみに比べれば、多少自分が傷ついたって、「今日も人を傷つけなかった」という喜びのほうがとても大きいと感じられます。

 これも忘れずに「座右の銘」の一つにしていきたいな〜と思っているんです。

 これからはブログも気をつけて書かないといけないな〜と、自己反省もしております。