紙粘土とダンボールに挑戦

 今年のアホ抱負のひとつ、スモールハウスの模型作りに取りかかりました。もはや小学校低学年レベルであることを自覚しましたが。。。
 大雪となった日曜日。ちょうどいい、今日こそスモールハウスの実験開始だ!

 まずは、居住性チェックのために十分の一スケールでシミュレーションです。

 ダンボール模型ver1と、同一縮尺の住む人フィギュアを作って実際に確かめてみよう。

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 土曜日に紙粘土を買ってきました。

 実は、長年愛用の湯たんぽが水もれしてきたので新しいのを買いに行ったついででした。

 土曜日に少し紙粘土細工の練習をし、日曜日はいよいよ本番!

 ところが一体作るのに数時間もかかります。

 なぜかといえば、紙粘土はパーツを各々作ってから接合が難しかったのです。

 で、行った方法はといえば縦横幅の最大値に合わせた紙粘土ブロックをまずつくり、そのあとそれを削いで行く方法。

 これって彫刻に近い?

 おかげさまで、アーティストのご苦労をたぶん百万分の一程度身体で理解しました。。。

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 ようやくフィギュアを作ったら孫たちが遊びにやってきました。

 残りの粘土を与えて遊ばせていたら、なんと!ティラノザウルス(らしきもの)が、パパッとできあがった!

 おおっ!俺は小学校一年生より劣るかも、とげんなりしてしまいました。

 さて、私の作ったフィギュアを娘にみせたら、私にそっくりだと言うんです。

 実は私もなんか俺に似ているな?と思っていました。

 しかしこれはオカルトではありません。私の寸法を実際測って十分の一にしたので、似るのも当然のはずでした。

 (でも、いかにもバランス悪そうな感じは、寸法とは別に乗り移った感じがしないでもないな〜)

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 孫たちが帰ってからは、いよいよダンボールで模型作りに入りました。

 スモールハウのカリスマ、シェーファーの基本モデルにならい、面積10平米以内の模型に挑戦です。

 悪戦苦闘の二時間あまり、ついにダンボール模型ver1のガワが完成しました!

 皆さんにはボロ小屋にしか見えないかもしれませんが、ガキの頃からの「ぶきっちょ大将」がよくやったと、自画自賛です。

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 こんなものでも作ってみると一歩も二歩も進むのが実感できます。

 屋根の構造は?結露対策は?暖房は?・・・山ほどの疑問が出てきます。

 あらためて建築ということの難しさ、細かさ、奥深さを感じます。

 いろんな試作を重ねて、最終的には年内中に、実際の住居に近い材料やイメージで「スモールハウス」のスモールハウスを作りあげたいと思っています。

 実際に建築する場合、各パーツがユニット化できて、誰でも組み立てが簡単で、何よりも廉価に建築可能なモデルを追求したいと思います。

参考
 三千六百五十一夜物語
 素敵なスモールハウス