生まれて初めて複数部の本を出しました! 「レッツ25年史」というささやかな本ですが嬉しいものです。
私はパッケージソフトウェアを制作・販売している会社を経営しています。
先月25周年を迎えることとなりました。
よくやってこれたな〜という思いと、もう25年もたつのか!という思いが交錯しています。
最近物忘れもひどくなってきたので、25周年を機に、社員に遺し伝えたいことをまとめておこうと思いました。
そこで「レッツ25年史」を書くことにしたのです。
実名の生々しいエピソードも多いので社員以外には(あまり)見せられません。
ですから部数はたった40部だけ。(社員+少数の関係者分)
オンデマンド印刷でつくりましたが、出来映えは一般的な本となんら変わりありません。
昨日出来上がって届きましたが、本になった自分の文章を読むのはまた格別です。
同時に身近な多くの方々が、けっこう本を出版されていることを思い出しました。
まわりをよく見れば、みんな大したもんだな〜と改めて感じたものです。
恐縮ですが、わが処女作最後の章を皆様にお読みいただければ幸いです。
39.情熱に勝るものなし
最後のページを書こうとしている今、みなさんに遺したいと思う言葉が心に浮かんできます。
それは「情熱に勝るものなし」という言葉です。
経験も能力も決して秀でていなかった私ですが、振り返ればいつも「情熱」だけは心に持ち続けていたのです。
「情熱」は私を支えてくれました。
それゆえ決して夢をあきらめることなく、カタツムリのような速度ではあっても多くのことを実現することが出来ました。
「情熱」に人は共感してくれました。
それゆえ紆余曲折の25年の道中で、関係する多くの方々にさまざまな場面で助けてもらい成長させてもらいました。
「情熱」こそが、だれでもどんな仕事においても持つことができる「最高の能力」だと私には思えるのです。
私は3年後2018年9月に退職する予定です。
「レッツ25年史」は創業者の私中心の記述になってしまいました。
しかしこれからの「レッツ30年史」「レッツ50年史」の主人公や書き手は皆さんです。
ぜひすばらしい物語となるよう、皆で仕事を楽しみながら、大いなる情熱を持って夢に挑戦してください!
それこそが、私が「レッツ」という社名にこめた一番の願いなのです。
Lets Go Together!