2011-01-01から1年間の記事一覧

オッチョコチョイな向田さん

『父の詫び状』を読んでいたら、思わず大笑いの楽しい一編がありました。家族が「なによ、こんなにバラして!」と少しオカンムリのエッセー集だったらしいので、きっと『邦子の詫び状』のつもり?

「生物の世界」拾い読み

今とても大事な視点は「生き物」としての私たち。「人間」でも「社会人」でも「会社人」でもなく。「生き物」の視点から考えると政治経済的な考え方とは異なる思考が生じます。

「おしゃれ泥棒」の向田さん

久世光彦(くぜ・てるひこ)さんの『向田邦子との二十年』を読んでいます。並行して向田邦子さんの『父の詫び状』も読んでいます。どちらもホントにおもしろい!不思議なのは同一人物が書いているんじゃないかというくらい、文章の惹きつけ方や読後の充実感…

永平寺の懺悔と勇断

日本海の原発銀座、福井県にある曹洞宗大本山「永平寺」が「脱原発」に思い切り舵を切りました。同宗の信徒として嬉しいかぎりです。

発明は必要の母

80年前の今日、発明王エジソンが亡くなったそうです。もし彼が現代に生まれ変わったとしたら、いったい何を発明しようとするでしょうか?いや、その前に科学技術についてどんな反省をするでしょうか?

ガキ大将と土手で会う

秋の夕方、土手道を久しぶりに自転車乗りです。8キロ先の実家に向かって。そこには一人暮らしの父が住んでいます。土日は夕食を一緒に食べる習慣です。その土手道で幼い頃のガキ大将と遭遇! 秋の夕方、土手道を久しぶりに自転車乗りです。八キロ先の実家に…

久しぶりの松島めぐり

大人の観光は小雨降る日がとてもいい。昨日は日本三景「松島」観光をしました。ボランテイアで来てくれた吉見さんに東北の景勝地を案内してあげようと思い、われわれ夫婦と三人道中です。

ボランティアさん泊まる!

ついにボランティアさんがわが家に宿泊しました!元気な若者が、遠く神奈川県平塚市から初めての東北へ、そして初めてのボランティアをしにやってきてくれました。

一流のスポーツマン

大震災の直後、サッカーやら野球やらのスタープレイヤーが、各地の避難所を訪れ被災者を励ましてくれました。一流のスポーツマンとは運動神経だけでなく、感性も豊かで、考え方もしっかりした人のことを云うのでしょう。

ジョブス・モモ・ジュダイ

それぞれ、なんか共通点があるような気がして・・・。 みんな「人間性」の救済者?

頑張れ!チョロQ「ソフトカー」

被災地石巻に「チョロQ」のような面白い車登場です!その名は「ソフトカー」。この車、単なる一人乗り電気自動車ではないんです。車中心社会の現状を大きく変えるコンセプトと、それを実現するユニークなしくみがある「未来の車」なのです。

江戸へのタイムトラベラー

やはりそうでした!杉浦日向子さんは現代にいた頃、江戸へのタイムトラベラーだったんです。ちゃんと本人が書いてます。相対性理論もエントロピーの法則も実は絶対じゃないんです。

静かな三陸の海

なんて気持ちのよい秋晴れの日でしょう。今日は三ヶ月ぶりに南三陸町に行ってきました。ボランティアセンターに用事があって。静かなマリンブルーの三陸の海、そして積み上げられたままの瓦礫の山・・・なんというコントラストでしょうか・・・。

Macはまぶしかった

スティーブ・ジョブス氏ついに宇宙へ旅立つ・・・ 地球という惑星の電脳社会には、二つの人種が住んでいる。「Winndowsの人々」と「Macの人々」だ。

学問する順番

高校生だったある日、職員室で先生たちがこんな議論をしていた光景を思い出しました。「一番根源的な教科は何だ?」言い出したのは地学の先生で、その先生と物理、数学の先生がけっこうやり合っていた記憶があります。

欧米人は肉が嫌いだった

もともと日本人は草食系、欧米人は肉食系。欧米では大昔から脂したたる獣肉にむしゃぶりついていた・・・。実は違うらしい?そうなったのは19世紀になってから、というお話です。

とても不思議な「確率論」

こんなタイトルで文章を書いたら、有名な人だったら袋叩きに会うかもしれません。なにせ現代の科学やら経済やらの根本原理のようですから。でも、誰が考えてもおかしいと思う話が実に多い・・・

読書について

衣替えに思いをいたす今日この頃、この季節だけは自分の目を液晶画面から手元の良書に向け直したいものです。読書について先哲のためになる話を一つご紹介します。

ソクラテスの時代

文明は果たして進歩しているんでしょうか?進歩して地球の環境がよくなったり、生き物にとって暮らしやすい世界になってきたんでしょうか?今より昔のほうが人間の能力も幸せ度も劣っていたんでしょうか?よくわかりません。

一番心あたたまる短編

私が一番心あたたまる思いをした短編小説、それは矢田津世子(やだつせこ)著「茶粥の記」という小品です。矢田津世子は坂口安吾の恋人としても知られています。

嘘みたいな本当の話

泣いた、笑った、驚いた!日本中から届いた149の実話たち。日本版ナショナル・ストーリー・プロジェクト「嘘みたいな本当の話」を読みました。選者は高橋源一郎さんと内田樹さんです。

人生の季節

すっかり秋めいてきました。先週末の夜、薄着で自転車乗りをしたせいか軽い風邪を引いてしまいました。春夏秋冬、必ず巡り来る四季は人生と同じようです。あと2年で60歳になる私の「人生の季節」はきっと「秋」でしょう。

クニ子おばばと不思議の森

日曜夜、NHKですばらしいドキュメンタリーが放映されました。九州宮崎県の海抜千五百メートルの山の中、焼き畑農業をして暮らす87歳のクニ子おばばと、その豊かな森の話です。かたつむりが紹介するという演出もとてもおもしろい!

はじめての胃カメラ

午前中、はじめて胃カメラを飲み込んできました。オエッ!私にとっては思ったよりしんどい検査でした。でも検査結果は異常なし!お彼岸に丁寧にお墓参りをしたのが効いたのかも・・・・とりあえず良かった!

ファンタジーの力

ブログを書き始めて4ヶ月、書き続けるのは修行に近いことですが、そのかわり過去の自分ブログを読む楽しさが「みやげ」についてきます。自分ブログを読書中、けっこうファンタジーとかアニメ、児童文学の話が多いな〜、と感じていたら「なるほどそうだった…

一番役に立った本

「世界史を俳句で覚える本」今から40年前、私が高校の頃大変お世話になった本です。今でもけっこうな数の句を覚えています。私の人生で一番役に立っている本といえるかもしれません。その中からニヤッとしてしまう句をいくつかご紹介。

悪夢ふたたび

ゆうべわが家に避難勧告がきました。台風による大雨で宮城県涌谷町のわが家の地域が冠水したのです。3.11以来恐怖心が強くなり、不安な一夜を過ごすこととなりました。

杉浦日向子の「ケータイ観」

2005年7月、たぶん故郷の江戸へタイムスリップしたと思われる杉浦日向子さん。江戸で戯作家か浮世絵師でもやってるんでしょうか。私もいつか時空自転車で彼女に会いに行きたいなと思っています。

森と風の学校 続編

昨日の続編です。ランチを食べながら吉成理事長としばし歓談。ここで行われるワークショップのコンセプトに「それはいい!」とあいづちです。くまさんは「うちの娘も参加させたい」と本気になっていました。

森と風の学校

今日は小雨降る中、片道3時間の岩手県葛巻町への旅でした。葛巻町は風力発電やバイオマス発電などクリーンエネルギーを進めてきた町です。その町に廃校を再利用したユニークな環境共生学校があります。それは『森と風の学校』といいます。とても刺激的!